こんにちはアメコミ映画チャンネルです。
『日本人は英語を話せない』これはよく聞きますよね。
そしてこれは事実でしょう。
実際に皆さんの周りの人で英語を話すという人はどれほどいますか?
おそらくゼロという人が多いと思います。
日本では小学校から英語の授業が始まり、中学高校から本格的な勉強が始まります。
つまりほとんどの人が最低でも6年間は英語を勉強しますが、ちょっとした事も英語で言えない人が多いです。
しかし日本人が英語を話せないのは、私たちのせいというより『学校のせい』と言えます。
今回はなぜ日本人が英語を話せないのかについて詳しく見ていきましょう。
本記事の内容
1.なぜ日本人は英語が話せない?
2.補足:英語のマインド
3.英語が話せるようになる方法
なぜ日本人は英語が話せない?
日本人が英語を話せない理由は大きく2つあります。
1.学校のせい
2.環境のせい
学校のせい
まず1番大きな原因が『学校のせい』です。
日本の学校ではどういうわけか英語に限らず、何でもかんでも丸暗記することが勉強だと教えられます。
実はこれが日本人が英語を話せない原因です。
と思う人もいるかもしれませんが丸暗記しても英語は話せません。
ごく限られた決まり文句などは別ですが、会話は言葉のキャッチボール。
相手が何と言うかは予測できないので丸暗記したところで意味がないです。
学校の授業は実際に英語を使い何かをするのではなくテストを解くためだけの受験英語です。
皆さんは学校の先生の英語の発音やアクセントに疑問を覚えたことがありませんか?『ハローエブリワン、マイネーミズタカシ!』のようにCDとは似ても似つかない、ゴリゴリのカタカナではありませんでしたか?
実はほとんどの学校の英語教師はそもそも英語を話せません。
英語の先生になるためにはペーパーテストができればOKなので英語を話せない人が多い。
つまり極端な話、全く英語が話せなくても学校の先生になれます。
私の高校の英語教師は、学校に留学生が来た時に通訳することになりましたが、全く通訳できず固まっていました笑。
このように日本の学校では、英語が話せない人から英語を教わるので、話せるようになるわけがないのです。
また学校では文法の暗記ばかりやらされ多くの人はこれで英語嫌いになります。
私も今振り返ってみますと英語嫌いになったのは、文法の暗記が本格化した高校2年頃からでした。
嫌いな事をわざわざやりたくは無いので、ほとんどの人が英語を話せないというサイクルに入ります。
受験のためだけの英語だから話せない
英語の先生も話せない
学校の授業で英語嫌いになり勉強しなくなる
環境のせい
もう一つ大きな原因が環境のせい。
これは単純に日本にいれば英語を使わなくても生活できるので英語の必要性がそこまで無いという事です。
例えば国によっては公用語で英語が使われている場合もあり、生きるために英語が必要な国もあるのです。
しかし日本はそうではなかったので、生活のために英語はほとんど必要ではありません。
補足:英語のマインド
英語が話せないという人でも、やれば意外と話せる人もいます。
日本人は英語が話せないと言っても6年間は英語をやっているので単語を並べる程度はできます。
そんなの話すうちに入らないと思うかもしれませんが、日本人は完璧を求めすぎな部分もあるのでこの程度でも良いくらいです。
例えば学校では
このように学校の授業でも、これは間違いでこれが正解とマルバツで決められるため、皆さんだんだん間違いを恐れるようになります。
そのうち失敗は恥ずかしいと思うようになりさらに間違いが怖くなります。すると間違いを恐れて何も言えなくなる。
こうして英語喋れない人間の出来上がりです。
しかし学校で教わる間違いとされる英語の中には、実際に使われるものもあります。
例えば二重否定は間違いと教わりますが黒人英語ではスタンダードです。音楽や映画を見れば二重否定は普通に強調のために使われていたりします。
そのため『テキトーで良いや』くらいの気持ちでいるのがちょうど良かったりします。
私は仕事で東南アジアの人とメールのやり取りをしますが彼らは文法もクソもありません。笑
Theは抜けてるわ、単語の使い方が謎だわなど日常茶飯事。しかし何とかなっています。
日本人が英語を話せないのは東南アジアの人のような強引さが無いことも1つでしょう。
完璧主義を捨てるのも英語では重要。
簡単な事なら言えるのに、周りの目を気にしたり恥をかくのを恐れて何も言えない。
完璧主義が邪魔になっている。
英語を話せるようになる方法
英語が話せない原因は学校の影響が大きいので、次の呪縛を解く必要があります。
受験英語
英語嫌い
『この問題分かる人!』『はい、アイムファイントゥーサンキューアンドユーです』
学校の授業はペーパーテストで効率的に点数を取ることに特化されているので、それ以外のものは削ぎ落とされています。
しかし実はそれが話すためにはかなり重要な発音やアクセントだったりするのでここの強化は必須。
また英語嫌いは主に文法の暗記から来るので『英語=暗記』を見直す必要もあります。
ペーパーテストでは文法を暗記すればある程度の点数が取れたかもしれませんが、暗記しても英語は話せないです。
例えば東大生に英語のペーパーテストをやらせれば高得点取れるでしょう。
しかし難関を抜けた東大生が全員英語を話せるわけではありませんよね。
もし文法の暗記で英語が話せるのなら、東大生はみんなペラペラなはずです。
つまり英語を話すために学校でやったような暗記はほぼ無駄。〇〇構文や〇〇的用法など暗記したと思いますが、こんなものは覚える必要ないです。
そのための学習法は英語初心者が必ず知るべき文法の勉強方法【暗記はダメです!】をご覧ください。
『英語が分からない』という方は多いですが、そもそも暗記しているだけで理解しようとしてない人が目立つので読む価値はあるかなと。
また英語の授業では分厚い文法書しか使わないので実際に使われる英語に触れるのも効果的。
私は英語がかなり嫌いでしたが映画が好きだったのでそれがモチベーションになりました。
英語学習のきっかけとして映画はオススメです。
他には絵本などの幼児向けコンテンツもオススメ。
幼児向けなので簡単な英語で書かれており、中学英語ができれば読めるものが多いです。
このように日本人が英語を話せないのは学校の呪縛はかなり大きいです。
しかしこの呪縛を解いて、適切な学習を続ければ必ず話せます。
頑張っていきましょう!