
すぐに忘れてしまいます。
どうやったら覚えられますか?
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事で分かること
- なぜ覚えられないのか
- 効果的な覚え方
- 文法書は全てやるべきなのか
何かを覚える時には自分なりの方法があると思います。
例えば、語呂合わせであったり書いて覚える人、読んで覚える人など覚えやすい方法があると思います。
でも英語の文法はどうでしょう?
文法は語呂合わせには向いていませんし、書いても読んでもいまいち覚えられないという人もいるかもしれません。
そこで今回は忘れない英文法の覚え方を見ていきましょう。
では行きましょう〜
本記事の信頼性
本記事の内容
なぜ覚えられない?
英文法が覚えられない時に考えられる理由は次の通りです。
- 参考書のレベルが合ってない
- 無理に丸暗記している
- 学習量が足りない
では1つずつ見ていきましょう。
参考書のレベルが合ってない
単純な理由ですね。
難しすぎる場合は別の参考書を使ってみましょう。
自分では文法が分かるつもりになっていても、意外と分かっていないことは多いです。
そんな時は自分に質問してみましょう。
例えば、このような過去形と完了形の意味の違いを説明できるかなどです。
- He went to the park.
- He has gone to the park.
知っているつもりでも説明できなければ覚えていないということです。
無理に丸暗記している
訳も分からず丸暗記しても文法は覚えられません。
なぜなら丸暗記は作業だからです。
文法を上手く覚えるには、そのストーリーやイメージを理解する必要があります。
と言ってもよく分かりませんよね。
では例えば、次の2つで記憶に残りそうなのはどちらでしょう?
- 私の名前は香織。都内の大学に通う20歳。専攻は英文学。バイトは飲食店と塾講師の2つを掛け持ちしてます。
- 私は優子。そう言えば大学に行く途中、おばあちゃんが道に迷っていたので駅まで案内してあげました。
私の名前はそんな心優しい子に育ってほしいという願いで優子と付けられました。
どちらかと言うと2つ目の方が印象に残ったのではないでしょうか。
1つ目の方が情報量は多いですが、名前も覚えているか怪しいと思います。
1つ目の香織さんは丸暗記の例です。
1つ1つの事をただ機械的に覚える作業です。
2つ目の優子さんはストーリーやイメージを使った例です。
ストーリーやそれをイメージする事で記憶に残りやすくなりますよね。
そのためただ丸暗記していても、なかなか覚えることはできません。
文法のイメージが分かる参考書はこの記事を読んでみてください。
学習量が足りない
これも単純に学習量と頻度を多くしましょう。
どんなに良い勉強をしていても少なければ忘れてしまいます。
理想は1日2~3時間です。
効果的な文法の覚え方
結論はイメージを使って理解する事です。
ちょっと意味不明ですよね。
簡単に言えばイメージというのは、英語ネイティブがどう文法を理解しているのか知ることです。
これまで挫折を経て勉強して分かったのが、英語ネイティブのように理解して身につけるのが一番忘れにくく理解できる方法でした。
ネイティブの視点とは文法が感覚的に分かって使えるという事です。
例えば、私たちが日本語を使う時に国語の教科書に出てくるような品詞や節などの文法を意識するでしょうか?
しませんよね笑。


そもそも日本語の文法がよく分からない人がほとんどでしょうし、それでも皆さん毎日言葉を使えています。
では私たちがなぜ言葉を使えるのかと言えば、品詞などはよく知らなくても感覚的に文法が分かっているからですよね。
『今日は暑いですね』を『今日を暑いですね』と言われるとなぜだかおかしく聞こえます。
英語ネイティブも同じで文法のことはよく分からないけど、感覚的に理解して使っています。
そのために学習方法については下記の記事をご覧ください。
なぜ文法は難しい?
これまでの学習を思い返してみると文法が難しい原因は専門用語であった事が分かります。

パッと聞いただけではなかなか分からない言葉です。
私自身この用語に結構苦しめられました。
英語の文法用語は必要ないどころか英語嫌いをつくる、かなり大きな原因と言えるでしょう。
私が高校生の頃は『Forest』という文法書を使った用語だらけの授業を受けましたが、完全に意味不明でした笑。
英語ができるようになった今思うのは、文法用語は必要ありませんでした。
文法は全て知っているべき?
文法を勉強する上でもう一つ不安になる事があると思います。
それが分厚い文法書に載っている項目は全て知っているべきなのか?という事です。
結論は全て知っておいた方が良いです。
確かに中には、あまり使われないものもありますが文法書は現代英語の文法を99%カバーしていると考えてOKです。
しかし逆に言えば、文法書に載っている以外の文法はほぼないという事です。
つまり文法書を全てやればネイティブと同等かそれ以上の文法力がつきます。
あの分厚い本の内容を覚えるのはすごい苦行のようにも感じますが、文法で大切なのは暗記しているかどうかではなく、理解できたかどうかです。
そのため下記の記事を参考に、丸暗記から文法を理解する方向へシフトしていってください。
まとめ:丸暗記ではなくイメージで理解しましょう
英文法が覚えられない時に考えられる理由は次の通りです。
- 参考書のレベルが合ってない
- 無理に丸暗記している
- 学習量が足りない
- 文法は丸暗記よりストーリーやイメージで覚えた方がラク
- 文法書は全てカバーされているので全部やっておくべき
今回は以上です。