今回はこんな疑問に答えていきます。
この記事でわかる事
- 聞き流しの効果
- 聞き流しに必要な力
- 効果的な聞き流しのやり方
リスニングの学習って何をやったらいいか悩みますよね。
学校の授業でもリスニング対策って特にやりませんし、ほとんどの人はリスニングの勉強ってやらないと思います。
それでいてテストではリスニングが普通に出てくるので困りますよね〜
今回は実際に英語の聞き流しを1年程やった経験をもとに、聞き流しの効果について話していきます。
それではいきましょう!
本記事の信頼性
本記事の内容
聞き流しの効果
結論、聞き流しは適切な方法でやれば効果があります。
聞き流しの具体的な効果は次の通りです。
-
心理的な英語のハードルが下がる
- 英語独特のリズムや発音が分かる
- リスニングに慣れる
でも何となく聞き流しているだけでは、ほぼ効果はありません。
中には聞き流すだけでOKという教材もありますが、ただ聞き流すだけで英語が聞き取れるようになる事はありません。
もし本当に聞き流すだけで良いのなら、学校でもやっているはずですし日本人はもっと英語が得意なはずですよね。
つまり文字通り聞き流すだけでは、リスニング力はつきません。
聞き流すだけでリスニング力がつくのは赤ちゃんの頃だけです。
聞き流しには基礎力が必要
聞き流しを無駄にしないためには英語の基礎力が必要です。
聞き流しに必要な基礎は次の通り。
-
文法理解
-
基礎的な単語知識
- 発音知識
では順番に説明しますね。
文法理解
前提として理解できない音声を聞いていても意味ありません。
私は昔、リスニング力をつけようと寝ながら音源を聞いていた時もありましたが、当然意味ありませんでした。
理解できない音声を聞き流すのは、寝ながら聞くのとそこまで変わりません。
そのため文法の理解は聞き流しだけでなく、リスニングにも必須です。
文法の学習方法についてはこちらの記事を読んでみてください。
-
成功する英文法の勉強法『短期間(2ヶ月)で全て終わります』
英語学習者訳あって英文法をなるべく短い時間でマスターしたいです。忙しい中でも文法を身につける方法を教えてください。 今回はこんな疑問にお答えします。 英語はリスニングやリー ...
続きを見る
基礎的な単語知識
文法と同じで基礎的な単語が分からないと聞いても分からないです。
基礎的な単語の知識としては中学生で習う基礎の基礎と言える単語と高校レベルの単語です。
中学レベルの単語は『he、she、they』など簡単な単語が多めですが、問題は高校レベルです。
高校レベルの単語本としては『DUO』一冊でOKだと思います。
これを一冊やっておけば大抵の文章は読めるようになります。
発音知識
ネイティブのような発音が難しいとしても、最低限の発音のルールを知らないと聞いても理解が難しくなってしまいます。
例えば、『deny:否定する』という単語がありますが『デニー』と最初は読んでしまいがちですよね。
でも正しくは『dɪnάɪ(ディナイ)』です。
ようは単語を知っていたとしても、正しい音を知らなければ聞いた時に理解できなくなってしまいます。
他にもLやRの違いなど細かい部分もありますが1人で発音確認は限界があるので、オンライン英会話で発音レッスンを受けるのもおすすめです。
-
【無料あり】おすすめオンライン英会話3選『ネイティブレベルも狙える』
英語学習者英語を話せるようになりたいです。 オンライン英会話って便利そうだけど色々あってよく分からない、、、 実際の声を聞きたいです。 今回はこんな疑問にお答えします。 こ ...
続きを見る
効果のある聞き流しのやり方
効果のある聞き流しのポイントは次の通りです。
-
簡単すぎるくらいの音声を使う
-
聞き慣れた初見ではない音声を使う
- 意味を考えながら聞く
では1つずつ見ていきましょう。
簡単すぎるくらいの音声を使う
聞き流しをする時は簡単すぎるくらいの音声を使いましょう。
理由は先ほども書いた通り難しすぎたり、理解できないものを聞いても意味ないからです。
また聞き流しをする際は、ながら作業が多いと思います。
つまり何かしながら聞き流すことが多くなるはずです。
聞き流しをしている時は大抵、すぐにテキストを開いたりできない事が多いので簡単で理解できるものを使う必要があります。
つい上のレベルのものを使ってしまいがちですが、少しレベルを落とすくらいがちょうどいいですよ。
聞き慣れた初見ではない音声を使う
これも簡単すぎる音声と同じ部分がありますが、聞き流しは初見の音声よりも聞き慣れた音声の方がいいです。
聞き流しの理想的なパターンとしてはこんな感じ。
-
音声を聞く
-
分からない部分をスクリプト(台本)で確認
- 聞き流し
あらかじめ音声を聞いて分からない部分をなくした状態の音声を繰り返し聞き流すのがおすすめです。
意味を考えながら聞く
この記事の冒頭でもお話しした通り、ぼーっと何となく聞き流していてもあまり意味がないです。
聞き流しをする時は音声の意味もしっかり考えながら、意識して聞くことがポイントです。
少し補足です
そもそも英語を聞いても分からない、簡単な英語もいまいち聞き取れないという人もいると思います。
そんな人は基礎的な力が足りていない事がほとんどです。
聞き取れないという悩みはこちらの記事で詳しくまとめているので読んでみてください。
-
日本人が英語リスニングで聞きとれない5つの理由と学習法
英語学習者英語のリスニングが全く聞き取れない、、、 何をしたらいいか分からないし、原因もよく分かりません。 今回はこんな疑問に答えます。 英語のリスニングは難しいですよね。 ...
続きを見る
まとめ:基礎をつけて聞き慣れた音声を使う
聞き流しの具体的な効果は次の通り。
-
心理的な英語のハードルが下がる
- 英語独特のリズムや発音が分かる
- リスニングに慣れる
聞き流しに必要な基礎は次の通り。
-
文法理解
-
基礎的な単語知識
- 発音知識
効果のある聞き流しのポイントは次の通り。
-
簡単すぎるくらいの音声を使う
-
聞き慣れた初見ではない音声を使う
- 意味を考えながら聞く
今回は以上です。