英語リスニング

【英語の停滞期】リスニングを次のレベルに強化する5つの方法

2020年4月5日

 

皆さんこんにちは
アメコミ映画チャンネルです。

英語学習で継続的に力を伸ばしていくためにはいつまでも同じ教材を使っていては思うように伸びません。

虫が脱皮して大きくなるように英語のリスニングでも少しずつ難しいものへと切り替えていく必要があります。

そこで今回はリスニングを次のレベルに上げる方法、さらに強化する方法を見ていきましょう。

 

本記事の内容

・聞き取れない6つの原因

・リスニングを強化する方法

・リスニングをレベルアップさせる方法

 

聞き取れない6つの原因

英語が聞き取れない原因は大きく6つほどに分けられます。

詳しく下の記事で書いているので参考にしてみてください。

 

 

今回はざっと6つについて紹介します。

 

・文章が理解できない

・発音を知らない

・音の変化を知らない

・木を見て森を見ず状態

・翻訳して理解しようとしている

・リズムが分からない

 

まず最初の『文章が理解できない』というのは文法や単語など基礎的な知識が欠けているためリスニングでも分からないという状態です。

次の『発音を知らない』というのは単語の発音を知らなかったり、間違えて覚えているため理解できないという事。

音の変化を知らない』というのはリエゾンなどの音がつながり別の音になるような現象を知らないために聞き取れないという事。

木を見て森を見ず』はリスニングテストなどで細かいところに気を取られて、全体の意味が分からなくなってしまう状態。

翻訳して理解しようとする』は多くの方がしてしまいがちで、いちいち翻訳してから理解するという流れ。

リズムが分からない』は英語独特のリズムのせいでとても速く聞こえてしまう事。

リスニングで聞き取れないという方はこの6つのどれかに当てはまると思うので心当たりがある方は日本人が知らない英語リスニングが聞き取れない6つの本当の理由 をご覧ください。




リスニングを強化する方法

今のリスニングにさらに磨きをかけたい場合には新たな教材よりも、これまで使ってきた教材を使う方が効果的。

リスニング力をアップさせたいからといって突然難しい教材を買っても理解できずなかなか長続きしないので注意です。

 

具体的な学習法は下の3つ

・音読

・オリジナル英作文

・シャドーイング

 

音読

まずリスニングなのに音読?と思うかもしれませんが簡単にできる上に効果のある方法です。

言葉には書き言葉と話し言葉があります。英語は日本語ほど2つの区別が大きくなく、話される言葉といえど文章です。

そのため文章が分からなければ聞いても分かりません。でも文章が分かればリスニングが分かる可能性はグッと上がります。

 

そこで効果的なのが音読。

音読のポイントは2つあり『音源を真似る』ことと『意味を考えながら読む』こと。

まずは完コピするくらいのつもりで音源を真似して音読してみましょう。

少し余裕が出てきたら音読している文章の意味も考えながらやってみてください。

音と意味が結びつくことでリスニングでは大きな効果を発揮します。

この一連が終わったら音源を聞いてみましょう。意味を考えながら声に出した事でスムーズに聞き取れるようになっているはずです。

 

またできれば基本的な発音もできたほうが良いです。

あまりにも音源と違う自己流の発音だと実際に聞いた時に分からなくなってしまいます。

自己流の発音は簡単に言えば訛り。

訛りが強くなればなるほど音源とのギャップで聞き取りづらくなります。

 

そのためネイティブのような発音を目指す必要まではありませんが、基本的な発音を知っておいて損はありません。

また発音を知っているとリスニングが楽になります。

基本的な発音について知りたい人は日本人が英語リスニングで聞きとれない5つの理由と学習法をご覧ください。




オリジナル英作文

こちらも一見リスニングと関係なさそうですがそうでもありません。

音読もオリジナル英作文もそうですが、どちらもアウトプット。

リスニングは受け身のインプットですが、さらに強化したいならアウトプットは有効です。

なぜなら受け身のインプットよりも自分から行動が必要なアウトプットの方が負荷がかかるから。

例えば、1kgのダンベルでトレーニングするよりも5kgでトレーニングするほうが筋肉がつくように、リスニングでも高負荷のほうがより力がつきます。

 

そこでおすすめなのがオリジナル英作文。

やり方は音源のスクリプトに出てくる表現や単語を使いオリジナルの文を作っていきます。

この時に難しい文をつくる必要はなく、自分が日常で使いそうな文をつくるのがポイント。

文を作ったら上の音読と同じように声に出して練習します。

 

シャドーイング

最後のシャドーイングは音源に続いて影のように後をつけて声を出す練習です。

初めてやる方には少し難しいかもしれませんが、リスニングスクリプトの音読をやっていればできるはずです。

やり方はスクリプトを見ずに音源の後に続いて声に出すだけ。

 

この時にスピーカーで音源を聞くと自分の声と重なってよく聞こえないのでイヤホンを使うのがちょっとしたコツ。

シャドーイングは耳で聞こえた音と同じ音を出す練習なので、しっかりと聞き取れていないと声を出す事ができません。

そのためどこが聞き取れてどこが聞き取れないのかがはっきりします。

 

またこれに似た練習で聞こえた音を文字に起こすディクテーションという練習もあります。

でもディクテーションはペンを走らせるためどうしても音声に追いつくのが物理的に難しいです。

声に出すほうが効率もいいのでアメコミ映画チャンネル的にはシャドーイングがオススメ。

また最近ですと紙に文字を書くよりパソコンやスマホに打ち込むほうが多いと思うので、ディクテーションをやられるという人はパソコン・スマホを使ったほうが良いかもしれません。




リスニングをレベルアップさせる方法

リスニングを今よりもレベルアップさせる方法としては大きく2つあります。

 

・リスニングのジャンルを変える

・教材以外のものを使う

 

リスニングのジャンルを変える

ジャンルを変えるというのは普段聞いているリスニング音源とは違う内容や話を聞くという事。

例えば、英語ニュースは毎日新しいニュースが入ってくるので違う内容で勉強する事ができます。

英語ニュースというと難しそうですが英語学習者向けにレベル別になったVOAはオススメ。(無料)

このサイトは音源とスクリプトの両方があるのでリスニングに最適です。

詳しいリスニング勉強方法については【英語学習は映画を使え】リスニング・スピーキング上達法で紹介しています。

 

ニュースは世界中から毎日入ってきてその内容も様々なので使われる単語や表現もいろいろです。

このように様々なジャンルの話に触れることで知らなかった単語の使い方や、表現が学べます。

 

教材以外のものを使う

こちらは学習者向けに作られたものではなく英語ネイティブが普段使うものを使います。

教材ではナレーターが聞き取りやすくはっきりと話してくれますが教材以外ではそうはいきません。

そのためスクリプトを見ると簡単なのに聞き取れないなんて事もでてきます。

 

でもその聞き取れない音声が本来の自然な話し方の英語なので、教材しか使ってこなかった人にはチャレンジの価値はあると思います。

そこで役に立つのがTEDYouTube

TEDはTechnology(テクノロジー)Education(教育)Design(デザイン)の頭文字でプレゼンテーション番組です。

プレゼンテーションという事で発表者は比較的ゆっくり、はっきり話す人が多め。

内容によってはかなり難しいものもありますがまずは興味のままに話を選んで見てみましょう。

 

YouTubeに関しては言うまでも無いと思いますが一般人が動画を撮ってアップするサイトです。

動画を作っているのはほとんどが一般人で1人でカメラを回しているため、より日常で話される英語に近いものを聞くことができます。

YouTubeを使った勉強方法は下で紹介しているので参考にしてみてください。

 




  • この記事を書いた人

アメコミ映画チャンネル

英語を使って仕事をする26歳。 普段は貿易会社で海外との仕事をしながらYouTubeを活動をしたり、ブログを書いてます。 英語赤点 → TOEIC785 → 洋画やアメコミを英語で理解 → 英語を使い仕事

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