皆さんこんにちは。
アメコミ映画チャンネルです。
『単語を覚えたはずなのに文章がなかなか読めない』
『スピーキングができるようにならない』
こんな悩みはないでしょうか?
実はこういった事が起こるのはある原因のせい。
今回は英語の読解力や会話力を上げるために、知っておくべきコツについて見ていきましょう。
本記事の内容
・英語をスラスラ理解できない原因
・英語を話せないのも抽象化できていないから
英語をスラスラ理解できない原因
単語覚えたのに文章が読めない経験のある人は多いのではないでしょうか?
私も高校生の頃はガムシャラに単語の日本語訳を覚えた時もありましたが、いざ文章を読むとさっぱりでした、、、
実はこの原因は『単語を抽象的に捉えられていないから』です。
と言われてもよく分かりませんよね。
例えばこんな経験あると思います。
とりあえず1個1個覚えるか、、、
『The plane is taking off:飛行機が離陸している』take offで離陸か、なるほど。
・・・数日後・・・
意味は『離れて・それて』だから『彼は1日離れてを取った?』ナニコレ?
こうなってしまう原因は『off』の日本語訳をいくつか覚えただけで、ベースとなる意味が分かっていないから。
つまり抽象的な意味が分かっていないからです。
『off』のベースの意味はこんな感じ。
『離れてる』が1番近いですけど図のほうが分かりやすいですよね。
つまり『He takes a day off.』はこんな感じ。
仕事から離れるという事で、休みを表しています。
単語を覚えたのに文章が読めないのは、1つ1つの具体的な意味を覚えて、肝心なベースの意味が分かっていないから。
このやり方だと時間もかかるし、効率も悪いです。
実は物事は具体的になればなるほど応用が効かなくなります。
例えば『木』があったとします。
木はいろいろなことに使えます。
テーブルを作ったり、椅子を作ったり、枝からは箸も作れますよね。
つまり木の使い方は無限大。
でも木のテーブルの使い道はそう多くないですよね。物を置くくらいでしょうか。
こんな感じで具体的になればなるほど応用が効かなくなります。
これと同じで英単語も具体的な意味を覚えれば覚えるほど応用が効かなくなります。
つまり丸暗記は1番応用が効かないです。
知っている単語なのに文章が分からないのはこのため。
ポイントは日本語訳を覚えるのではなくて、図や絵を使って覚えること。
絵や図で覚える事で単語のベースの意味も分かりやすくなります。
具体的な単語の覚え方については2020年英単語を暗記する時代は終わりました。英単語4つの覚え方で紹介しているのでご覧ください。
英語を話せないのも抽象化できてないから
『これって英語で何ていうんだろ?』
英語を話したことのある人なら1度は思ったことがありますよね。
でも調べてみたら意外と知っている単語で表現できたなんて事もあると思います。
例えば『off』なら、offのベースとなる抽象的な意味が分かっていればかなり色々なことを表せます。
例えば『食いちぎる』って何て言えば良いのかなと思った時に、offのイメージが分かって入れば『eat off』など表現できます。
リスニングで初めて聞く組み合わせだったとしてもすぐに意味がわかるはずです。
このように英語を話す時は文字で考えるのではなく、情景やイメージで考えたほうがうまく表現できます。
例えば、ウェブサイトという言葉がありますが、単にウェブと略されることもありますよね。
WEBとはもともとクモの巣のこと。
インターネットもパソコン同士が、まるでクモの巣のように繋がっているからWEBと呼ばれています。
文字だけで『クモの巣』『インターネット』と見ると関係なく見えますが、イメージすればそっくりである事がすぐに分かりますよね。
こんな感じで英語はイメージから文字にしたほうが上手くいきやすいです。
文字だけで考えていると訳が分からなくなります。
これについては英語初心者が必ず知るべき文法の勉強方法【暗記はダメです!】で詳しく書いているのでご覧ください。