皆さんこんにちは
アメコミ映画チャンネルです。
日本で大学に行く人の割合は年々増えているそうで、今や6割近い人が大学に行っています。
そんな大学生の悩みの1つに英語があるのではないでしょうか。
大学生になっても相変わらず英語の授業やテストはありますし、TOEICを受けなければならない場合も多いと思います。
しかし日々の大学での勉強に合わせて英語もやるとなるとかなり大変ですよね、、、
そんな大学生のTOEIC平均は600点にやや届かないくらい。
他の国と比べるとスコアは低めです。
今回はそんな大学生が世界レベルの英語力を身につけるための学習法を見ていきましょう。
本記事の内容
・日本の大学生の英語力がやばい
・中国の大学生80%が英語を話せる
・世界レベルの英語力をつける方法
目次
日本の大学生の英語力がヤバい
上で書いた通り日本の大学生のTOEIC平均点は600点に届きません。
そこで気になるのが他の国ですよね。
その他アジアの国のスコアはこんな感じ(大学生以外も含まれます)
日本 520点
中国 578点
韓国 673点
台湾 554点
香港 540点
大学生となると日本も少し点数が上がりますが、他の国でもそれは同じ。
日本は他の国と比べてもやっぱりスコアは低めです。
そして問題はもう一つあります。
それが英語を話せない・使えない事。
TOEICはリスニングと読解中心のテストなのでなかなかスピーキング力がつきません。
大学生でも中学で習うような簡単な受け答えも出来ない人がほとんど。
そのため東大生でも英語を話せるのはごく1部です。
日本の大学生はTOEICスコアが低いだけでなく、ほとんど話すこともできないです。
中国の大学生80%が英語を話せる
日本の大学生がなかなか英語を話せない中、何と中国の大学生は80%が英語を話せるそう。
中国の大学生「英語は8割が話せる」驚きの実態高学歴・高収入な世帯はオンライン教育に熱心https://toyokeizai.net/articles/-/365903?page=2
・日常会話レベル 62%
・ネイティブ並 11%
・ほとんどできない 19%
・分からない 8
もちろん『日常会話レベル』がどの程度なのかあやふやですが、TOEICスコアやこのアンケートから見ると中国は日本より英語ができる事がわかります。
ここで気になるのが『なぜ中国人は英語ができるのか?』ですよね。
理由は大きく4つあります。
・初める時期が早い
・学習量の違い
・授業の違い
・英語ができないと職がない
・オンライン英会話
初める時期が早い
日本では小学5年生から英語が始まりますが、正直少し遅いです。
言葉は赤ちゃんから子供の頃に覚えるもの。
大きくなればなるほど新しい言葉は覚えられなくなりますよね。
そのため中国の都市部では小1から、地方でも小3から英語が始まっているそう。
学習量の違い
日本は小5から始まるところ、中国では小1・小3から始まるので単純に学習量が多いです。
アメリカ国務省によると日本人が英語の日常会話をするためには2400〜2760時間の学習が必要だそう。
中国は日本よりも早くから英語を始めるので、それだけこの基準に早く到達できます。
授業の違い
日本では暗記して問題を解いたり、翻訳する授業が一般的ですよね。
実は日本人が英語を話せない理由の1つはこの授業のやり方にあります。
詳しくは【まだ翻訳してるの?】英語脳を作らない限り一生英語は分かりませんをご覧ください。
一方、中国では小学生からディスカッション形式の授業があるとのこと。
小学生から英語でディスカッションをしていれば、大学生になる頃に日常会話ができても不思議ではありませんね。
英語ができないと職がない
日本ではまだまだ就職で英語は必須ではないですよね。
職によっては必要ですけど、ほとんどはできれば良い程度。
でも中国の大学生が良い企業に入ろうとすると、どうしても英語が必須になるそうです。
つまり英語はできて当たり前という事。
それは必死に勉強もしますよね。
オンライン英会話
オンライン英会話というと大人がやるものといったイメージがあるかもしれませんが、中国では子供もオンライン学習をやっているそう。
もちろん中国の中でも裕福な人の多い北京・上海などの沿岸部が多いようですが、日本ではあまり聞かないですよね。
中間層の家庭では子供のオンライン学習がかなり人気なようで、平均年齢何と6歳。
つまり小1から学校+オンライン英会話という2段構えも珍しくないという事です。
特に今はコロナの影響があるので日本でもオンライン学習はスタンダードとなっていくでしょう。
世界レベルの英語力をつける方法
世界レベルと書きましたが、要は世界に通用する日常会話レベルの英語力を身につけようという事。
日本レベルですと簡単なあいさつもままならないレベルなので、これと比べると意外とレベルは高め。
日常会話というと簡単なイメージがありますが、実は結構難しいです。
日常とは朝起きてから夜寝るまで。
例えば、休日をイメージしてみてください。
買い物に行ったり、友達や店員さんと話したり、知らない人から何か聞かれるかもしれません。
これ全てを日常会話と呼んでいるので、かなりバリエーションもありイレギュラーもあります。
友達と昨日の出来事を話し合ったり、店員さんと交渉するのも日常会話の1つ。
そのため日常会話と言っても結構レベルは高いです。
日常会話レベルに達するには次の3つが必要。
・英語の基礎
・音読
・英語で独り言
・オンライン英会話
英語の基礎
赤ちゃんではないので聞いているだけで英語はできるようになりません。
そこで必要なのが基礎。基礎がないと何やってもダメです。
無駄とまではならないけど、かなり効率悪め。
基礎があるかないかでその後が大きく変わります。
英語の基礎というと文法の暗記だと思って、ひたすら覚えようとする人が多いですがそうではないです。
残念ながら文法を暗記したところで、日常会話レベルには達しません。
ペーパーテストが得意な東大生も会話となるとほとんどできないのはこのためです。
会話力やリスニング力をつけたいなら文法の理解は必須。
日本では文法をかなりやる割に、ちゃんと文法を分かっている人はあまりいません。
そのため勉強したのに文法をうまく説明する事ができないと思います。
ちゃんと理解していれば、子供にも分かるくらい簡単に説明ができるはず。
それができなければ実はよく分かっていないという事です。
英語基礎の具体的な学習方法は英語初心者が必ず知るべき文法の勉強方法【暗記はダメです!】をご覧ください。
音読
音読は皆さんやった事があると思います。
スピーキング練習になる音読も、ほとんどの人はやり方を間違えているので話せるようになりません。
何も考えずに棒読みするのが1番意味のないやり方。時間がかかるだけで力はつかないです。
学校でも音読をやったのに日本人が英語を話せない事を考えれば分かりますよね。
音読のポイントは2つ。
・どんな意味か?
・どこで誰に向けての言葉か?
まず文の意味を考えながら音読しましょう。
訳もわからずに音読しても、いざという時に英語は出てきません。
どんな意味か考えながら読みましょう。
意味に加えて、その文がどこで誰に向けて使われる文なのかも考えてみましょう。
詳しく状況をイメージする事で、実際に似たような状況になった時にすぐに口から英語が出るようになります。
英語で独り言
人は朝起きてから寝るまで非常にたくさんの独り言を言っています。
『今日も暑い』とか『これを買おう』とか意識してないだけでかなり言っていますよね。
そこでこの独り言を英語でしてしまおうというのが英語の独り言。
日本人が英語を話せない理由の1つが圧倒的な会話不足。
日本語も赤ちゃんの頃からずーっと話し続けたからペラペラになっていますよね。
そのためまずは話す量を増やす必要があります。
そこで便利なのが英語での独り言。
毎日少しづつでも英語でつぶやくことによって自然に話す量が増えるのでオススメです。
私もほぼ毎日独り言をするようになってからかなり会話力が上がっています。
詳しい学習法は『コロナで留学ムリ!』留学したつもりで英語スピーキングを伸ばす1つの方法で詳しく書いているのでご覧ください。
オンライン英会話
音読・独り言でかなり会話力はつきますが、相手がいないので人と話すのとはどうしても違います。
人との会話では何を話すか何を聞かれるか分かりませんよね。
そのため質問をすぐに理解できるリスニング力と素早く返すスピーキング力の両方が必要。
このためのトレーニングにオンライン英会話が便利です。
特に今はコロナの影響があるため、家でできるオンライン英会話が今後の会話練習のスタンダードとなっていくでしょう。
注意なのはあくまでも主な練習は音読と独り言ということ。
オンライン英会話はこの2つの練習をやりつつ、力がついているかの確認として使うのがベスト。
スポーツで言えば音読、独り言は毎日の基礎練習。
オンライン英会話は週末の試合です。
基礎練だけでは実際の試合に対応できませんし、試合だけやっていても力はつきません。
どちらか片方だけではダメという事です。
おすすめオンライン英会話についてはこちらをご覧ください。