どうすればいいのでしょうか?
ちゃんとした方法で勉強していきたいです。
今回はこんな疑問にお答えします。
英語の文法と聞くと『退屈』『眠くなる』などマイナスなイメージを抱くのではないでしょうか。
確かに学校の文法の授業を思い出してみても、決して楽しいものではありませんでした。
この記事を書いている私も、高校でやった授業などちっとも頭に入っていませんでしたが、その後はほぼ1からのスタートでTOEICで約800点取れています。
それではいきましょう〜
本記事の信頼性
本記事の内容
ありがちな誤解と間違った学習法
文法を学習していく上で、英語を始めた人によくある誤解や間違った勉強方法3つを見てみましょう。
これらを事前に知っておく事で失敗を避け、時間のセーブにもなりますよ。
・英語は聞けば勝手に分かるようになる
・文法は暗記するもの
・文法は問題をこなせば分かるようになる
1つずつ説明していきますね。
英語は聞けば勝手に分かるようになる
文法をあまり重要視していないパターンです。
文法は他の学習をする中でだんだん身に付くと私自身思っていましたが、結果身につきませんでした。
残念ながら赤ちゃんでない限り、自然に文法を理解できるというのは難しいです。
毎日英語をひたすら聞いていた時期もありましたが、英語は上達せず全く理解できないままでした。
そのため多くの人はこう言った経験をして結局は文法に戻ってくるので、それなら初めのうちに終わらせてしまったほうが良いです。
文法は暗記するもの
学校の英語の授業では文法をひたすら暗記したかもしれませんが、それはあまり良くありません。
文法で本当に大切なのは暗記することではなく、理解する事です。
なぜなら文法は言葉のルールなので、しっかり理解していないと言葉を使うのはおろか、正確に読むこともできないからです。
ルールを知っているだけではスポーツができないのと同じです。
英語も文法を暗記しても理解できていなければ英語はいつまで経っても分からないままです。
文法の暗記がいけない理由についてはこちらの記事で紹介しているのでぜひご覧ください。
文法は問題をこなせば分かるようになる
残念ながら文法問題を解きまくっても英語は上達しませんし、文法が分かるようにもなりません。
少なくとも私の場合はそうでした。
なぜなら文法問題は4択クイズのようなもので、たいして理解していなくても正解できるからです。
文法問題集と言えば、ネクストステージ(ネクステ)やビンテージなどが有名ですよね。
でもこの手の問題集は形式的な解説しか載っておらず文法の理解には全く向いていません。
何度もありました。
解説を読んでも意味がわからない、納得できないという経験がある方は次に説明する方法で学習を進めてみましょう。
文法の基礎を身につけよう
1から文法を勉強する場合、まずは中学レベルの文法の理解を目標にするのがいいと思います。
なぜなら中学レベルは簡単な文章を読んだり話したりする分には十分なレベルだからです。
たとえば、洋画を見れば分かりますが会話で出てくるのは中学生でも知っているような基礎的な文法がほとんどです。
日常会話では思っているほど難しい表現や言葉は使われていません。
そのため映画のセリフが聞き取れないとしても、字幕を読めば理解できる文章は多いと思います。
中学で習うような基礎を復習するのに便利なのは『中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。』です。
この本でなくてもOKですが、初心者の人は次の2つを意識して参考書を選ぶといいと思います。
・イラストが多い
・比較的薄い
では1個ずつ見ていきましょう。
イラストが多い
実は文法書でイラストが多いというのはかなり大切です。
なぜなら文法は上で書いたように暗記ではなく理解が大切だからです。
そんな理解を手助けしてくれるのがイラストというわけです。
百聞は一見にしかずというように、つらつらと文章で説明されるよりも写真やイラストで説明されたほうが分かりやすいですよね。
また文章だらけの本よりイラストがあったほうがモチベーション維持にもなります。
比較的薄い
初心者の人がいきなり辞書レベルに厚い本はやるべきではありません。
ほぼ100%途中でやる気がなくなります。
コツコツ続けるほうが大切なので薄めの文法書を買いましょう。
本が用意できましたらこちらの記事を参考に学習していきましょう。
私はこの通りに進めることでTOEICでも800点近く取ることができました。
文法習得までどれくらいかかる?
私の経験ですと、上で紹介したような薄めの本なら1日1時間の学習で1か月で一通り終わるでしょう。
しかし文法を理解して定着させるためにはさらに時間がかかります。
学習の流れとしては『理解→練習』です。
文法を定着させるには理解した後に、音読などの練習がベストです。
そのため文法を定着させるまでには、1日2、3時間の勉強なら半年程度で結構なレベルになれます。
忙しいと思いますが最低でも毎日1時間は確保したいところです。
文法と単語どっちからやろう?
単語と文法も悩ましいところですが、文法からやるのがいいと思います。
なぜなら文法が分からないと単語帳の例文すら読めないからです。
単語と言えどそれ1つだけで使われる事はなく、文章の中で使われますよね。
しかも初心者の場合はそもそも単語帳はまだ必要なく、文法書に出てくる単語だけでOKです。
単語は文法の理解が済んだ頃に初めても遅くはありません。
こちらの記事で正しい文法の学習法を説明しているので参考にしてみてください。
今回は以上です。