こんにちはアメコミ映画チャンネルです。
日本でよく知られている英語テストと言えば、英検にならんでTOEICが有名ですよね。
点数によっては資格としても使えるテストです。
ちなみに日本人の平均は600点いかないくらい。(990点満点)
『なんだじゃあ、少しくらいテキトーにやっても600点くらい取れるかな?』
なんて思っていると意外と点数は取れなかったりします。
私が初めてTOEICを受けた時は435点でした。
今回はそんな私の経験からTOEIC400点のレベルやその時にしていた勉強を紹介します。
本記事の内容
・TOEIC400点はどの程度のレベル?
・私がTOEIC400点取った時の勉強
・TOEIC400点以上取るための勉強
・仕事で使うには何点必要?
TOEIC400点はどの程度のレベル?
TOEIC400点は一般的には初心者に毛が生えたレベルです。
簡単な英語なら分かるといった程度で、ネイティブスピーカーの英語を聞き取るのはまだまだ難しいです。
読解も簡単な文なら読めるけど、少し複雑になると分からなかったです。
意外かもしれませんが、スピーキングに関しては人によります。
400点台でも話せる人は話せますし、満点近くでも話せない人もいます。
TOEICは慣れのテストでもあるので、回数こなすとだんだん点が取れるようになります。
私がTOEIC400点取った時の勉強
私が435点取った時は、正直勉強という勉強は全くしていませんでした。
そこで私の失敗から皆さんには同じ間違いを避けてもらえるように、当時やっていた事を紹介します。
1日の学習時間は1時間未満
文法の問題を解く
まず435点当時の私は学習量が全く足りていませんでした。
今振り返れば分かりますが、最低でも3時間は確保したいところ。
英語学習は質も大切ですが、最初のうちは量も大切です。
この頃やっていた勉強が、高校の文法書を1から解いてみるというものでした。
ちなみに使っていたのはネクストステージという問題集。
でもこの本に書いてある内容が全く分からず、途中から丸暗記にシフトするも量があまりにも多くて挫折しています。
この時の私はまだ知らなかったのですが、実は文法は暗記するものではないです。
文法は理解するもの。
日本人が学校でひたすら文法をやらされるわりに、あまり英語ができないのは文法を丸暗記しているだけだから。
つまり日本語訳を覚えることしかしないからです。
紙に書かれた読解なら日本語訳を覚えるのもある程度効果はあります。
でも音声を聞くリスニングでは日本語に直す暇がないので、なかなか上手くいきません。
TOEIC400点が目標で、それ以上の点数はいらないという人なら文法は丸暗記でもいいと思います。
でもそれ以上狙いたい人は文法を丸暗記するのは良くないです。
TOEIC400点以上取るための勉強
TOEICでさらに高い点数を狙いたい人は次の3つがポイント。
1日3時間の学習
文法の理解
音の理解
まずは何といっても学習時間。
皆さん忙しいと思いますが1日3時間は欲しいところ。
どんなに良い学習をしても学習時間が短いと、結果が出るまで時間がかかります。
時間をかければかけるほど最初に学習したところから忘れるので、なるべくまとまった時間を取りましょう。
次に大切なのが『文法の理解』
『文法は難しい』
『文法が苦手』
『文法は意味不明』
このように文法に対して苦手意識を持っている人は多いと思います。
でもこの原因は学校で教わった『文法=暗記するもの』という考えがあるから。
訳もわからないまま暗記させられるので苦手になるのも無理はないです。
しかも文法の丸暗記はすぐに限界がきます。
私のように暗記する量が多すぎて挫折するのもそうですし、暗記は応用が効かないからです。
例えば『by』は『〜によって』という意味で教わりますが、実はこれ少し違います。
byの英語本来の意味は『2つが近くにある』ということ。
『I was kicked by him:彼に蹴られた』私と彼が近くにいますよね。
『I went there by car:車でそこに行った』私と車が近い距離にありますよね。
『We won by 2 points:2点差で勝った』2つのチームの点の近さを表しています。
このように英語本来のイメージを1つ理解しておけば応用が効きます。
でも『by=〜によって』と丸暗記してると最初の文しか分かりません。
知っている単語や文法のはずなのによく分からないというのは、日本語訳の暗記が原因である事が多いです。
もう1つ文法が苦手になる原因が文法用語。
○○構文や〇〇的用法などの難しい言葉を覚えた事はありませんか?
実はこれらの用語は全部不要。
こういったものを暗記するから余計に分からなくなります。
詳しくは英語初心者が必ず知るべき文法の勉強方法【暗記はダメです!】 をご覧ください。
3つ目のポイントが『音の理解』。
TOEICはスピーキングのテストこそありませんがリスニングはあります。
実は私もリスニングは結構苦労しました。
『知っている単語・文法なのになぜか聞き取れない、全く違って聞こえる』
こんな事がほとんど。
日本の学校は本当に文法の丸暗記が大好きなので、音の事については全く教えてくれません(教えられない)。
そのためほとんどの人がかつての私のようにリスニングで苦戦していると思います。
ここから抜け出すには英語の発音についていくつか知る必要があります。
具体的な方法は【完全版】英語のリスニングが聞きとれない5つの理由と勉強法をご覧ください。
仕事で使うには何点必要?
就職活動などでTOEICをアピールするなら最低でも600点は欲しいところ。
平均より少し高いくらいなので、英語の基本的なことが分かる証明になります。
英語が特に必要でない仕事なら600点もあれば十分ですが、日常的に英語が必要な場合は700以上あると良いです。
このように点数でだいたいの英語のレベルが分かるようになっているTOEICですが、決して万能ではありません。
そもそもこのテストにはスピーキングやライティングがありません。
しかもTOEICの読解は、読解と言っても宝探しのようなもの。
文中から探してきて合ってるかどうか答えるなど、いかに素早く探し出せるかがカギです。
そのためテクニックや慣れで、ある程度点が取れるのも事実。
TOEICの点数は英語力の一応の証明にはなりますが、絶対的なものではないです。
TOEICの点は高くないのに話せる人がいたり、点は高いのに話せない人がいるのはこのためです。
このような穴があるため800点を超えると、それ以降は大して変わらないとも言われています。
つまり990点満点取れるのは、素早く見つけるのがうまいのであって、英語ができるとは限らないという事。
そのため私はある程度の点数が取れたらTOEICは卒業して、英語を使うなかで上達させる事をオススメします。
例えば映画はその1つなのでぜひ参考にしてみてください。