こんにちは! amekomiです。
英語の勉強って大変ですよね。
覚える事が多いし、時間もかかるし、、
そこで気になるのがAIによる自動翻訳です。
一昔前なら自動翻訳というとヘンテコな翻訳をするGoogle翻訳くらいしかありませんでした。
しかし今はその精度も上がっており、ポケットサイズの翻訳機もいろいろ発売されていますよね。
そこで今回は自動翻訳が普及する中で、英語学習は無駄かどうか見ていきます。
自動翻訳あるし英語学習は無駄?
自動翻訳がある事により、英語学習の必要性は一昔前より下がっていると言えます。
なぜならちょっとした英文程度なら自動翻訳の方が早くて正確だからです。
たとえば、どうしてもこの文章をすぐに読みたいという時は翻訳して日本語で読んだ方が完全に早いです。
私も英語は読めますが、日本語の方が読むのは早いので日本語で読める場合は日本語を使います。
一方、英語を使うのはニュースや記事サイト・動画など日本語版が無いものです。
ニュースや記事もコピーして自動翻訳にかける事も出来ますが、文量も多くないためいちいち自動翻訳する手間を考えたら英語のまま読んだ方が早いのでそのまま読みます。
このように現在は英語が出来なくても自動翻訳である程度補えるため、以前より英語学習の必要性は低くなっている事と言えるでしょう。
AI時代の英語の必要性
と思うかもしれませんが、そういう訳ではありません。
AI時代でも英語は出来た方が有利である事には変わりないでしょう。
しかしこれからの英語は自分のための情報収集に使う時代と言えます。
たとえば、今は英語が出来る=TOEICなどの資格が取れて職探しが有利になる。
などと考えている人が多いと思いますが、今後は仕事で使う簡単な英語のやり取り程度なら全て自動翻訳や機械で事足ります。
つまりこれからは英語が出来ても職探しなどで特別有利になる事が少なくなる事が考えられます。
これまでは英語は仕事など外に向かって使うものでしたが、これからは自分のために使う事で有利になると言えます。
たとえば、日本語を話すのは1億2500万人の日本人だけです。
一方で英語を話すのは全世界で15億人います。
このように英語は使う人は日本語話者よりも多いので、それに伴い情報量も多いのです。
つまり英語の方が圧倒的にたくさんの本・ウェブサイト・記事があるのです。
このように全世界のウェブサイトで1番多く使われている言葉が英語で、全体の半分以上です。
英語ができれば日本語以上にたくさんの情報を取り入れる事もできるのです。
という意見もあると思います。
もちろん自動翻訳も使える時は使って時間短縮するのも良いでしょう。
しかし自動翻訳や機械翻訳も万能ではありません。
たとえば英語が全く分からない場合、検索ボックスに何と入れたら良いのか分からず、欲しい情報を探すのにかなり時間がかかってしまいます。
また検索結果は英語そのままで出てくるので、ここでも英語が全く分からないと探す事だけで一苦労です。
もう一つ翻訳が万能でないものが動画です。
YouTubeに代表されるような動画やニュースサイトに埋め込まれているニュース動画など、現在は情報収集として動画を見る人が増えています。
その証拠に近年の動画広告は下のグラフのように伸びていっています。
広告は人のいないところに出しても意味ありませんから、動画を見る人がどんどん増えていっているという事です。
もうすでに何か調べる時はYouTubeを使うという人も多いかもしれませんね。
特に言葉だけでは分かりづらい料理や商品レビューなどは動画の方がいいので文字だけではなく動画が人気なのかもしれません。
ここで役に立つのが英語です。
現在YouTubeには数え切れないほどの動画が毎日アップされていますが、そのほとんどは日本語ではありません。
一応YouTubeには字幕をつける機能もあるのですが、実はあれ人力でやっているのです。
つまりほとんどの英語の動画は英語が分からなければ理解できません。
また動画はYouTubeだけではありません。
世界中のニュースサイトを見ても分かりますが、そのほとんどは字幕機能がないです。
つまり日本語だけでは絶対に知り得ない情報がたくさんあるということです。
このようにこれからの英語は仕事などで他人のために使うというよりも、自分のために使う事で意味を成すでしょう。
しかも英語は1度出来るようになれば、すぐ忘れるようなものでもないため、一度勉強してその後も恩恵を受けられると考えられると自己投資としてはコスパが良いです。
これからの英語学習は変わる
AI時代での英語学習は、これまでのやり方とは変えていかなければなりません。
なぜならこれまでの英語学習は、英語学習のための英語学習だったからです。
どういう事かと言いますと、そもそも英語を使うことを目的とした英語学習ではないという事です。
たとえば、学校で習う英語というのは受験問題を解くための力しかつきません。
そのため日本人の多くの人が英語を全く使えないのです。
しかしこれからの英語は先ほど言ったように、情報収集で大きな力となります。
受験でも読解問題はあるので、ある程度英語を読める人は多いと思いますが、動画を見たりニュースを聞き取る事の出来る人は少ないです。
そのため今後はリスニングができるのは大きな力の1つといえるでしょう。
つまり実際に使えなければ、いくらテストの点数が高かろうが意味ないという事です。
皆さんの中にもTOEICの点は高いのに全然話せない、使えないという人がいるかもしれませんが、そんな見せかけの力は今後は大して役に立たないという事です。
英語は使えてなんぼです。もしリスニングが苦手という人はこちらの記事で詳しく書いているので合わせて読んでみてください。
まとめ
ちょっとした英文程度なら自動翻訳の方が早くて正確なので以前より英語学習の必要性は下がっている。
今後の英語で大切なのは誰かのためではなく、自分のための情報収集に使う。
これまでの英語学習のための英語学習は意味がなくこれからは、リスニングなど英語を使って何かする力の方が大切。