こんにちはアメコミ映画チャンネルです。
『AI:人工知能に仕事を取って変わられる!』
最近こんな事をよく聞くようになりましたよね。
多くの研究でほとんどの仕事は機械ができるようになるとも言われています。
映画『ターミネーター』のような人工知能の反乱した未来を想像する人もいるかもしれません。
人工知能は最近出てきたような感じもしますが、50年前にはすでにコンセプトはありました。
例えば1968年の映画『2001年宇宙の旅』は人工知能の話です。
そこで今回はこれからのAI時代に必要な英語学習について見ていきたいと思います。
本記事の内容
・AI時代も英語は必要
・AI時代の新しい英語学習
AI時代も英語は必要
『AIの自動翻訳が発達すれば、英語学習は必要ない』
こんな風にも思いますよね。
でもAI時代でも英語ができて損はありません。
なぜならAIには意識がないから。
意識がないという事は何が良いか悪いか感覚的に判断できません。
でも私たちは微妙なニュアンスで言葉を選んだり理解してますよね。
『これをやっておいてね』
『これはやっておいてね』
似てるけど少しニュアンスが違いますよね。
2つ目の方が強調しているのが分かります。
他の物はいいから、これだけはやってくれとも取れます。
でもAIには意識がないからこのような微妙なニュアンスを判断出来ません。
脳科学者の茂木健一郎さんもこう言ってます。
もしも人間が、自分たちの似姿として人工知能をつくろうとするのなら、意識の問題は避けて通れません。現在の研究はその「意識」には手が出せないでいるんですね。
英語でも微妙なニュアンスの違いがありますが、どうしても翻訳には出せないものです。
I'll go there.
I'm going to go there.
大きな違いはないですが、わざわざ別の言い方があるということは意味が違うということ。
AI時代で英語が分かるメリットは、たくさんの情報が知れる事です。
翻訳してウェブサイトを読むことは出来ますが、今後も音声を翻訳するのは難しそう。
例えばYouTubeの字幕は今もユーザーが人手で翻訳を作ってます。
英語が分からない人は知らない誰かが作った翻訳が合ってるかどうかすら分かりません。
もちろん軽い趣味程度に動画・音声を楽しむなら問題はないです。
でもこれがもっと大切な仕事や、研究だったらどうでしょう?
自分で英語が読めない・聞けないのは致命的。
例えば、大事な論文を書くときに合ってるかどうかすら確かでない翻訳を使えるでしょうか?
仕事で重要な書類を自動翻訳だけで理解するのも不安ですよね。
つまり英語が分からないと情報が正しいかどうかも分からないです。
また翻訳は翻訳者によってもだいぶ変わりますし、ニュアンスや本来の意味とは違うものが多いです。
その1番分かりやすい例が映画。
セリフはたくさん言っているのに字幕はすごく短いなんて事もありますよね。
これは聞くよりも読む方が時間がかかるため、無理やり短くしているから起きること。
そのため吹き替えや字幕では本来のセリフは分からないです。
AI時代の新しい英語学習
AI時代の英語学習は『覚えるから使う学習』へと変えていくべきです。
そもそも英語は使えてなんぼ。
知識だけあって使えなければ宝の持ち腐れです。
![先生](https://amekomienglish.com/wp-content/uploads/2020/07/school_teacher_tablet_woman.png)
![生徒](https://amekomienglish.com/wp-content/uploads/2020/07/study_gogaku_woman1_english-198x300.png)
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日本の学校で教わる英語とは、暗記して問題を解くのくり返し。
でもこれはAIが最も得意とする事です。
つまり私たちがこれからやるべきことではないです。
これからの英語学習で必要なのは積極的に使うこと。
情報が正しいかどうか?
翻訳は本当に合っているか?
など情報のインプットやアウトプットで英語は役立ちます。
世界には日本語の情報以上に英語の情報の方が圧倒的に多いです。
英語を話す人の方が多いのだから当然ですよね。
英語ができるとそれらの情報にアクセスできます。
翻訳して読むこともできますが、それが合っているかどうか・本当の英語のニュアンスや意味は分からないまま。
そもそも英語ができない人は英語のウェブサイトや本、動画を翻訳してまで見ようとは思いません。
例えば、突然アラビア語のウェブサイトを翻訳して読もうと思いますか?
思いませんよね。
そもそもアラビア語でなんと検索したらいいのかすら分からないと思います。
人は自分が見たいもの聞きたいことしか頭に入らない言われています。
『カクテルパーティー効果』とも言われる現象に似ています。
これはガヤガヤしたパーティー会場でも、興味ある話は耳に入ってくるという現象。
周りがうるさくても、自分の名前が呼ばれるとすぐに気付きますよね。
このように人は自動的に必要な情報といらない情報を仕分けています。
つまり英語ができない人は無意識のうちに脳が英語をシャットアウトするので、目の前に英語があっても気づくことがありません。
例えば、この画像を見た瞬間に多くの人が右の『熊出没注意』の方に目がいったと思います。
左のよく分からないアラビア語は、脳がいらない情報と判断してシャットアウトしたはずです。
こんな感じで英語ができない人は、そもそも英語が目に入ってこないです。
翻訳で英語が読めるとしても、存在にすら気づかないのですから読もうとすらしないのです。
一方、英語ができると英語の情報も自然に入ってくるので英語ができない人より情報的に有利になりやすいです。
ポイント
AI時代の英語学習は暗記から使うへ
英語は情報のインプット・アウトプットで使う
英語ができない人は翻訳してまで読もうとはしない