こんにちはアメコミ映画チャンネルです。
英単語が覚えられないのは、多くの人の悩みだと思います。
『覚えたのに気づくと忘れていた』
『いざ文章を読むと分からない』
こんな経験あるのではないでしょうか?
実は英単語はガムシャラに量を覚えれば良いというわけではありません。
そこで今回は英単語の正しい覚え方と英単語との付き合い方について見ていきましょう。
本記事の内容
・英単語の覚え方
・正しい英単語の認識
・英単語は覚えるから使うへ
英単語の4つの覚え方
英単語というと、多くの人が学校で教わったようなガムシャラな丸暗記をしていると思います。
私もその1人でした。
でも英単語はただ暗記していれば良いというものではないです。
正しい学習は次の通り。
単語のイメージを掴む
語源を調べる
単語を使って文を作る
英英辞典で調べる
『せっかく単語を暗記したのに、いざ文章となるとうまく読めない、、、』こんな人は多いと思います。
この原因は英単語の日本語訳を思い出すのに時間がかかるから。
例えば『Antarctica』と出てきて『Antarctica 、、、えーと、南極か、、、』と日本語訳をいちいち思い出しているため時間がかかります。
一方、理想的なのはAntarcticaと聞いてすぐに一面が銀世界の土地をイメージできること。
日本語ではあまり意識しないかもしれませんが、南極と聞けば自然に『一面白い雪に覆われた大陸』というイメージをすると思います。
例えば、小説などの物語を読むときには、意識しなくても自然に言葉から情景をイメージして読みますよね。
英単語を丸暗記している人は、英語でこれができていない人。
『英単語→日本語→イメージ』という流れなのでどうしても遅くなりがちです。
そこで『英単語→イメージ』の流れにするためには、覚えるときに単語のイメージを掴む事が大切。
ここで使うのが『画像検索』。
覚えたい英単語を打ち込んで検索してみましょう。
例えば『swarm』という単語。
日本語訳は『群れ・大群』などと出てきます。
画像検索するとこんな感じ。
ちょっとグロテスクですが『swarm』のイメージが一瞬で分かったと思います。
文字よりも写真の方が記憶に残りやすいので一石二鳥。
多くの人が単語は日本語訳を覚える事だと思っていますが、英単語のイメージが分かれば日本語訳は覚えてなくてOKです。
つまり『swarm』と聞いて『群れ・大群』と日本語訳が出てこなくても『何か虫とかがブンブンたくさんいる感じ』ってのが分かっていれば何の問題もないです。
英単語のもう1つの覚え方が『語源を調べる事』
画像検索して分かりやすいイメージが掴めれば良いのですが、上手くいかない時もあります。
例えば『psychology:心理学』のような名詞。
画像検索するとこんな感じ。
確かに心理学っぽいですけど、脳みそと区別がつきませんよね。
画像検索で上手くいかない時は『語源検索』が便利。
古代ギリシャ語 psukhe(魂;精神)+-logia(研究)が語源。「人の精神を研究する学問分野」がこの単語のコアの意味。archaeology(考古学)と同じ語源をもつ。
『語源英和辞典』によるとpsychoの部分は『魂』を表すそう。
他にもpsyから始まる単語はいくつかあります。
Psychic:霊能力者
Psychopath:サイコパス
Psychiatrist:精神科医
どれも『魂』という共通点があるのが分かりますよね。
こんな感じで語源を知ると、元の意味がわかるので記憶にも残りやすいです。
『画像検索』『語源検索』の後は文作り。
英単語と言うと単語だけしか見ない人がいますが良くないです。
なぜなら単語は文を読んだり作るための道具だから。
単語は必ず文の中で使われるので文を作ってみましょう。
単語帳なら例文があるのでそれを参考にしてもOK。
でも文が長かったり難しかったりもするので、簡単な文を作るのもオススメです。
文を作ったら何度か音読するとさらに良いです。
ポイントはボーッと読み上げるのではなく、どんな場面で使われる文なのか考えながら読むこと。
最後は必須ではないですが『英英辞典で調べる』です。
ロングマンなどのネット辞書で十分なので、英単語を調べてみましょう。
日本語訳とはだいぶ違うものもあることに気づくと思います。
例えば先ほどの『swarm』
日本語訳では『群れる・大群』などの意味しか載っていませんが、ロングマンだと『虫、特にハチの大きなグループ』と書かれています。
英英辞典にはこのように英和辞典には載っていない情報も多いので、英単語をさらに詳しく知りたい人にはオススメ。
正しい英単語の認識
最低3000語はほしいところです。
3000語と聞くととてつもなく多く聞こえますが、中高で習うのがちょうどこれくらい。
ちなみに英単語の総数ははっきりとはしませんがオックスフォードの辞書には30万語載っているそう。笑
しかも毎年増えています。笑
ネイティブスピーカーはそのうちの2万〜3万語を知っていると言われています。
ネイティブでも10分の1ほどしか知らないという事。
日本語のネイティブスピーカーと言えど、国語辞典を開けば知らない言葉がたくさんありますよね。
むしろほとんどが知らない言葉と言った方が正確かもしれません。
そう考えると3000語はかなり少ないです。
この中高で習う3000語があれば、かなり文も読めます。
まずは3000語目指して頑張りましょう。
ちなみに『DUO 3.0』を一冊やればこれは余裕でクリアできます。
英単語は覚えるから使うへ
『よし!英単語の勉強始めよう!』
・・・1年後・・・
『今月からはこの単語帳をやろう!』
たまにいつまでも単語帳を使って学習している人がいますが、あまりオススメしません。
なぜなら単語は30万語以上あり、年々増えているから。
つまり単語学習には終わりがありません。
たぶん一生かけても覚えきれません。笑
テストを受けるなどの目的があるわけでもなければ、いつまでも単語帳をやるのはあまり良くないです。
それよりも最低ラインの3000語をクリアしたら、後はどんどん文章を読む中で身につける方が効果的。
文法を理解しており、英単語3000語が分かっていればニュース記事やその他ネット記事、易しめの本なら調べながら読めます。
1番ダメなのは、まずは単語を完璧にしてから文章を読み込もうというやり方。
日本語ネイティブの私たちでも日々読めない漢字や知らない言葉に出会いますよね。
それが英語となればなおさらです。
ネイティブレベルの2〜3万語になっても分からない単語はあるので、単語が完璧になるまでなんて言っていたら何年も経ってしまいます。
そのため分からない単語が出てきたらその場でスマホで調べればOK。
テストでもなければスマホはどんどん活用すべきです。
例え知らない単語が出てきてもスマホはいつも持っていますし、単語を忘れてもスマホが覚えています。
だったらちょこちょこスマホを見ればOK。
調べながら文章を読むことを繰り返すうちに、自然と単語の幅も広がっていきます。
今の時代スマホがあるので分からなければ大抵のことは調べられます。
そのため何かを単に知っているだけというのはあまり意味がないです。
英語も同じで単語や文法を知っているだけでは意味ないです。
どんどん使っていきましょう!