こんにちはアメコミ映画チャンネルです。
『英語が話せるようになりたい!でも頭が良くないと厳しいよね、、、成績悪かったし無理かも?』
こんな風に思っていたらそれは間違い。
実は頭の良さや学歴は英語ができるかどうかとは関係ありません。
そこで今回は、むしろ頭が良いと言われる高学歴の人のほうが英語が話せない理由について見ていきましょう。
本記事の内容
・頭の良さと英語力は関係ない
・高学歴の方が英語が話せない?
・補足:英語ができる人は頭よく見える?
頭の良さと英語力は関係ない
『あそこの息子さんは◯◯大学だって!頭良いんだね〜』
『あっちの娘さんなんて◯大だってよ〜』
こんな会話を耳にした事があるかもしれません。
日本で言う頭が良い人とは暗記が得意な人です。
なぜなら学歴はどれだけたくさん暗記できたかで決まるから。
国語なら漢字、古文単語などを効率的に暗記できるとテストで点数が取れますよね。
数学もどれだけ公式、問題パターンを覚えたかで決まります。
理科、社会も同じ。
英語も入試程度なら丸暗記である程度の点は取れます。
こんな感じで日本で言う頭が良い人・高学歴な人とは暗記が上手い人です。
でも実は丸暗記しても英語は話せません。
決まりきったことをマニュアル通りに答えるだけなら出来ますが、実際の会話は丸暗記では限界があります。
詳しくは【まだ翻訳してるの?】英語脳を作らない限り一生英語は分かりませんで紹介しているのでご覧ください。
もちろん知識は必要。
でも暗記が得意な高学歴な人ほど暗記する事はないです。
ネイティブスピーカーとは言え子供もホームレスの人も英語を話します。
学校に行けず文字が読めない人はいても、耳が聞こえる人で言葉が話せない人はいません。
誰もが英語を話せる可能性は十分にあるという事です。
高学歴の方が英語を話せない?
実は、暗記が得意な頭の良い人のほうが英語が話せなかったりします。
理由は次の2つ。
・間違い=ダメな事と染みついている。
・そもそも話す練習はしていない。
上で書いた通り日本で言う頭の良い人は、暗記をたくさんしてテストに合格できた人。
テストには必ず⚪︎と×があります。当然×が多ければ不合格です。
そのためテストが得意な頭の良い人は、×はダメなものと思うようになります。
そうやって間違いを恐れるようになると、失敗を恐れて話せなくなります。
でも英語に失敗はつき物。
どんどん失敗すれば早く上達します。
そもそもテストで×とされるものが、本当に間違いかどうかは実は微妙。
冒頭の『I don't have nothing.』のような二重否定はテストでは×です。
でも実際には結構使われている表現。
例えばこちらは映画『スパイダーマン2』と『マトリックス』。
どちらも二重否定で強調していますね。
すでに英語は非ネイティブスピーカーのほうが多く、いろいろな英語があります。
テストでは間違いとされるものが実際には使われていたりするのです。
そのためいちいち合ってるかどうか気にするより、どんどん失敗しながら話したほうが上達します。
高学歴の人が話せないもう1つの理由は『そもそも話す練習はしていない』という事。
日本の学校では英語を話す練習はしません。
なぜならテストは英語が話せなくてもOKだから。
ほとんどの人が問題を解くトレーニングしかしていないため、話すことができません。
さらに詳しく知りたい人は受験生が勉強したくないのはヤバイ?知られざる受験システムの仕組みをご覧ください。
補足:英語ができる人は頭よく見える?
英語だけでなく、珍しい事ができれば人目を引きますよね。
日本にはまだまだ英語を話す人が多くないので、英語が話せる=頭良いと思われるのかもしれません。
日本には日本語しかないと思われがちですが、方言の中にはもはや外国語?と思うくらい違う言葉もありますよね。
とくに東北のほうの言葉は難しいです。
そんな方言を話す人も標準語は普通に聞き取れます。
つまり方言も標準語も日本語だけど、バイリンガルのようなものです。
でも方言が話せる人を見ても、あまり頭いいとかカッコいいとはならないと思います。
実はここに隠されているのが『日本人の英語コンプレックス』。
英語が使えるようになりたい・憧れがあるけど話せない、だから英語に劣等感を感じる。
英語がある程度出来るようになれば分かりますが、英語もただの言葉でしかないです。
英語コンプレックスがあったり、英語ができない人ほど英語=カッコいいと思うのかもしれません。