皆さんこんにちは!amekomiです。
カタカナ語と聞いてどう思いますか?
中には、日本語で言えば良いものをわざわざカタカナ語を使ってウザイ!と感じたり、違和感を覚えたことのある人もいると思います。
日本語には外来語としてすでにカタカナ語はたくさんありますが、近年新たなカタカナ語が増殖しています!
コロナのニュースを見ても『パンデミック!ロックダウン!オーバーシュート!』などなどメディアもやたらとカタカナ語を使いたがります。
そこで今回は英語とカタカナ語というテーマについて見ていきたいと思います。
本当に英語が出来る人がカタカナ語を使わない理由
本当に英語が出来る人がむやみにカタカナ語を使わないのは、日本語とカタカナ語(英語)の違いが分かっているからです。
まず大きく違うのがアクセントです。
たとえば、証拠という意味の『evidence』は仕事の場で結構使われていると思います。
本来の英語の『evidence』は最初のeが1番強く読まれます。
しかしカタカナ語の『エビデンス』はどうでしょうか?
カタカナの『エビデンス』はだんだんと尻上がりとなり『海老デンス↑』のようになります。
つまり英語を話す人にしたらこのカタカナ語はとても変に聞こえます。
世界中にはたくさんの発音があるとは言え、カタカナ語のようにアクセント自体が変わる事はありません。
そのためアクセントがまるで違うカタカナ語は英語を使う人にとっては、かなりおかしく聞こえるのです。
そのため本当に英語が出来る人は、その違和感からむやみにカタカナ語を使わない事が考えられます。
一方、英語を話さないよく分かっていない人はそもそも違和感を感じる事もないので平気で使います。
私の周りでも英語を全然話せない人ほど、カタカナ語を使いたがる印象があります。
もう一つ英語が出来る人がカタカナ語を使わない理由は、本当の英語の意味を知っているからです。
カタカナ語と英語は音だけでなく、意味も全然違う事がよくあります。
たとえば、駅で電車の乗り降りをする場所は英語で『platform』と言いますが、カタカナ語では『ホーム』と言いますよね。
しかし『ホーム:home』は主に家という意味で、電車の乗り降りをする場所という意味はありません。
そのため英語本来の意味が分かる人には変に聞こえます。
ポイント
英語が分かる人は本来の発音と意味を知っていて違和感を感じるのでむやみにカタカナ語を使わない。
なぜカタカナ語を使う?
そこで気になるのが、日本語で済むものをなぜわざわざカタカナ語で言うのかという事です。
そこには『カタカナ語の方がカッコいい』『できる奴風に見える』などの承認欲求があることが考えられます。
特に仕事の場でカタカナ語をやたらと使う人は、相手に伝わるかどうかではなく自分をよく見せる事が第一になっているのではないでしょうか?
このような考え方の根本にあるのが『英語がカッコいいという思い』です。
これは一種の英語への憧れであるとともに、英語コンプレックスへも繋がります。
上の記事でも書きましたが英語への憧れや英語コンプレックスは、英語が出来ない人ほど多いです。
しかしこれは当たり前の話で、英語を普段からよく使う人が英語に憧れる事はありません。
つまり必要以上にカタカナ語を使う人は、英語コンプレックスの現れである可能性高いです。
カタカナ語のメリットデメリット
カタカナ語を使う目立ったメリットはあまりありませんが、強いて言えば文を読みやすくするくらいです。
たとえばメリットデメリットと書きましたが、これは私が長所・短所と書くと文が堅苦しく少し読みづらくなると考えたからです。
『カタカナ語の長所短所』
このように漢字が詰まっていると読みづらいのでカタカナ語を使う事があります。
しかし私が感じるカタカナ語のメリットはこれくらいで、話し言葉ではあえてカタカナ語を使う必要性はないでしょう。
たとえばコロナウイルスのニュースで『オーバーシュート、爆発的感染者の増加が、、』のようにご丁寧に日本語訳まで言ってくれる事もありますよね。
わざわざ日本語の説明を入れるくらいなら、初めから日本語だけの方がずっと分かりやすいはずです。
もちろんテレビやスマホなど日本発でないものはカタカナ語を使わざるを得ませんが、それ以外でカタカナ語を使うメリットはないでしょう。
むしろ余計なカタカナ語を使う事により、分かりづらくなるだけなので話し言葉ではデメリットの方が大きいと言えます。
まとめ
本当に英語が出来る人がむやみにカタカナ語を使わないのは、日本語とカタカナ語(英語)の違いが分かっているから。
カタカナ語をやたらと使う人は、相手に伝わるかどうかではなく自分をよく見せる事が第一になっていることが多い。
話し言葉でカタカナ語を使うメリットはほとんどない。