今回はこんな疑問に答えていきます。
この記事で分かること
- 日本の学校の特徴
- ヨーロッパの学校との違い
多くの人は日本の学校に通ったと思うので、日本=スタンダードになってると思います。
でも『日本の常識・世界の非常識』と言うように国によっては日本とは考えられないほど違う学校もあります。
そこで今回は日本の学校とヨーロッパを中心とした学校の違いについて見ていきます。
それではいきましょう。
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日本の学校の特徴
日本の学校の特徴は次の2つです。
- みんな同じ
- 落ちこぼれを作らない
では1つずつ見ていきましょう。
みんな同じ
これは日本の学校を見るだけで誰でもすぐに気がつくことだと思います。
1番分かりやすいのが制服ですよね。
全員が同じ制服を着て同じになることが求められます。
制服で同じにできない事は校則によって同じにしますよね。
例えば、髪型や髪色、下着などです。
他にも運動会は日本独特の行事です。
その証拠に『UNDOKAI』『Sports festival in school』など様々な英語で調べても出てくるのは日本の事だけです。
つまり集団で毎年スポーツをしてるのは日本くらいという事です。
もちろん他の国の学校ではスポーツをしないというわけではないです。放課後のクラブ活動などはちゃんとあります。
でも運動会のようなものは日本独特のようです。
なぜ運動会が日本にしかないのかと言うと、運動会は集団行動をさせるためのものだからです。
- 大縄跳び
- 組み体操
- 行進
- 綱引き
どれも集団競技ばかりで、個人競技はほぼ無いですよね。
逆にヨーロッパの学校では、より1人1人の個性や違いが大切なので、運動会のような集団行動は基本的にありません。
落ちこぼれを作らない
日本の学校は落ちこぼれを作らないために、できない人に合わせる事が多いですよね。
例えば、1番問題を解くのが遅い人が終わるまで待っていたりなど横並び意識が大きいと言えます。
これなら落ちこぼれはできにくいかもしれませんが、天才も生まれにくくなりますよね。
授業でやる事も全員同じで、授業中に他の事をやっていても怒られます。
つまり飛び抜けた人が生まれにくい環境と言えます。
海外の学校との違いは?
ヨーロッパをはじめとした学校は日本とはかなり違います。
まず運動会や集団行動はありませんし授業のやり方も違います。
今回はそんな海外の学校の例としてデンマークの学校を見ていきましょう。
※デンマークと言えば日本よりも幸福度が高く、1人あたりのGDPは2018年で日本の1.5倍。
デンマークの学校と日本の学校で根本的に違うのはその考え方です。
- 日本の学校:先生が一方的に話す。暗記してテスト。
- デンマークの学校:順位付けやテストを避ける。グループでこれまでにないやり方に挑戦する。
ちなみにこれは私の想像などではなくデンマークの国としての方針です。
また先生は生徒を下の名前で呼んで、暗記ではなく問題解決を大切にしています。
デンマークに留学した人の話でも、デンマークでは暗記をせず1人1人の得意な事を伸ばす事にひたすら力を入れているそうです。
そのためデンマークでは小学校の先生が最も就くのが難しく尊敬されている職業の1つだそうです。
日本とデンマークの違いは算数をイメージすると分かりやすいです。
日本では3 x 6 =18など決まった1つの答えを求める事が多いですよね。
でもデンマークだと◯x ◯=18のように答えはいくつもあるイメージです。
決まった答えを覚える日本と、答えを自分で作るデンマークといったイメージですね。
まとめ:ヨーロッパの学校は個を伸ばそうとする
日本の学校の特徴は次の2つです。
- みんな同じ
- 落ちこぼれを作らない
日本とデンマークの学校の違い
- 日本の学校:先生が一方的に話す。暗記してテスト。
- デンマークの学校:順位付けやテストを避ける。グループでこれまでにないやり方に挑戦する。
今回は以上です。