皆さんこんにちは。
アメコミ映画チャネルです。
通勤中・通学は意外と時間がありますよね。往復で1時間以上かかる人も多いと思います。
これが1ヶ月なら30時間以上、1年なら360時間以上です。
こんな時間はぜひ有効活用したいところ。
そこで今回は通勤・通学スタイルと目的にあった英語の勉強方法を紹介します。
本記事の信頼性
本記事の内容
・通勤中に英語を勉強するには?
・通勤中のリスニング勉強
・通勤中のスピーキング勉強
・通勤中におすすめな英語学習ツール
通勤中に英語を勉強するには?
英語学習といっても文法や単語など勉強すべき事はありますが、通勤中にはリスニングとスピーキングの練習が最適です。
リスニングならイヤホンをつけるだけで勉強できますし、スピーキングも音声のみで練習できます。
どちらもスマホ片手にできる勉強です。
通勤中のリスニング勉強
リスニングは必ず字幕やスクリプト(音声を文字に起こしたもの)を使って勉強します。
よく分からない音声をだらだら聞き流していてもほとんど効果はないです。
たとえば、ヒンディー語のCDを明日から毎日ひたすら聞くだけで1年後にわかるようになるでしょうか?
おそらく意味不明のまま終わります。
英語も同じで意味もわからず聞いていてもわからないまま。そのため字幕・スクリプトは必須です。
リスニング練習は次の3つのステップ。
1.字幕・スクリプトを見ずに何回か聞く
2.字幕・スクリプトを見ながら聞く
3.もう一度字幕・スクリプトを見ずに聞く
はじめに字幕・スクリプトなしで聞くのは『どこがわからないかを探す』ためです。
はじめから字幕・スクリプトを見てしまうと何を言っているかすぐにわかるため、自分の弱点を見つけられなくなります。
『なんど聞いてもわからない!』となったら、ようやく字幕を見て答え合わせです。
どうしても聞きとれなかった部分を確認して、聞きとれたところも合っているのかチェックしましょう。もし文の意味がわからなければ単語など調べて解決しましょう。
最後に復習のために字幕・スクリプトなしで聞いて、意味がわかるか確認です。
万が一『ぜんぜん分からない』という場合は音声が難しすぎるので簡単な音声を使ってください。
難しすぎてわからない音声を聞いていると、嫌になってやめてしまう可能性も。英語学習は続けることが大切なので自分に合った音声を探しましょう。
そのためのツールは下で紹介します。
リスニング復習
理解できない音声をひたすら聞いてもわからないままになってしまいます。
そこで手ぶらでもリスニング勉強をしたいときは、新しい音声ではなく聞いたことあるものの復習がオススメ。
リスニングは字幕・スクリプトを使って勉強するので、それができない時は完全に理解できる音声を使った復習をするのが良いと思います。
聞いたことがなくても理解できそうなら、いつもより優しめな音声を聞くというのもありです。
通勤中のスピーキング勉強
ここで紹介する方法は車の運転中や歩いている時など画面を見ることができなくても行えます。
スピーキングは相手がいなければ難しそうですが、実は1人でも練習できます。
会話といえどその中身は質問と答え。
質問して、聞かれたことの説明ができれば会話は成り立ちますよね。
会話は『キャッチボール』と言われるようにこの2つが基本です。
ここでは2つ紹介していきます。
・シャドーイング
・英語で実況
シャドーイング

具体的な勉強は音声の真似です。
シャドーイングとも言われる方法で、聞こえてきた音につづいて、小さく声を出してつぶやきます。
この練習は英語を話すための口の動きの練習です。
たとえば、日本語で『こんにちは』という時は舌と口が無意識に動きますよね。
いちいち『舌をこう動かそう』など考えずに動いています。
理想的なのは英語も無意識で舌と口を動かせる状態です。
その状態に持っていくためにシャドーイングをします。
また電車などで声が出しにくいときは、口の動きだけでもOK。
なぜならこれはあくまでも口の動きを練習して話すことに慣れるためだからです。
使う音声は『先ほどのリスニングで聞いたもの』『普段聞く理解できるもの』を使ってください。
理解できない音声をつぶやいてもあまり効果はありません。
あたりまえですが、私たちが話す時は、頭に入っている情報を使っています。
そのためスピーキング練習では、すでに理解している音声でないと効果が薄くなってしまいます。
英語で実況

これは身の回りで起きていることを英語で説明する練習です。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、ちょっとしたことを簡単な英語でつぶやくだけです。
たとえば『今日は電車が混んでるな』とか『今日は寒い』などを『The train is packed today』とか『It's cold』など簡単でいいのでつぶやきます。
この練習をすることでとっさに英語を口にすることができます。
中には『こんなの意味あるのか?』と思う方もいるかもしれません。
でも会話の始めは『今日は寒いね~』とか『電車が混んでて大変だったよ』などちょっとしたことから始まりますよね。
実はこの練習をすることで会話のキャッチボールで大切な『投げ返す』ことができるようになります。
わたしは大学までの通学で往復1時間くらい歩いていたので、その時にこの練習をしていました。
道ゆく人や周りの景色、状況をつぶやきます。このおかげでスムーズに英語が出るようになりました。
コツは変に難しい表現や単語を使おうとせず、中学1年で習うような表現を使うこと。
簡単な表現でも使い慣れていないとなかなか口から出てこないです。
この練習をすると『こういうの何て言えば良いんだろう?』という表現がたくさん出てきますがそれが大切だったりします。
人は疑問に感じたり、モヤモヤしたあとで解決するとより記憶にも残りやすいです。
例えば、すごく恥ずかしいことや嬉しいこと、嫌なことはよく覚えているのではないでしょうか?
つまり心が動いた出来事は何年たった後でも覚えています。
それと同じで『モヤモヤ・疑問』を感じると記憶に残りやすくなるので『英語で実況』はかなり効果的です。
通勤中におすすめな英語学習ツール
通勤中は音声を聞いて勉強することが多くなるため音声に加え字幕・スクリプトがあるものを中心に紹介します。
YouTube・映画
YouTubeは世界中から動画が投稿されており、当然英語の動画が1番多いです。
それに加えて英語字幕がつく動画も多いので勉強に最適。
映画と聞くと『長すぎる』と思うかもしれませんが、YouTubeの『Movie Clip』という2〜3分の動画が便利です。
初心者向けには『VOA』がオススメ。
YouTubeチャンネルとサイトのどちらも字幕・スクリプトが用意されており、音声がゆっくりなのが特徴です。
内容は普通のニュースで、サイト版ではレベル別に分かれているのも良いところ。
私も初めはこれを使っており、レベル別に分かれてるのはありがたかったです。
初心者向けと書きましたが、上級レベルもあるので長く使えると思います。
中級者向けには『Luke's English Podcast』。
こちらもYouTubeチャンネルとサイト、アプリもあります。
特にレベル別には分かれてはいませんが、イギリス人の英語講師ルークさんがいろいろなテーマで雑談するものとなっています。
VOAのようなニュースサイトはナレーターがゆっくりはっきりしゃべるので聞きやすいですが、実際にはナレーターのように話す人はいません。
そのためより自然な会話に近いものを勉強したい人にはLuke's English Podcastはオススメ。
1つだけ残念なのがスクリプトがあまりないこと。
基本的に雑談のため1つのエピソードが1時間前後あります。そのため文字起こしの作業は膨大で、手伝ってもらっているようですが追いついていません。
しかし聞きやすいので慣れてきたら、スクリプトなしでも理解できると思います。
中級から上級者向けには『All Ears English』。
こちらも私が使っているものの1つでLindsayさんとMichelleさんの女性2人組みで英語学習などについて話す番組です。
こちらはYouTubeとサイトで違う内容を扱っており、サイトとアプリがメインとなっています。
スクリプトを見るには有料となっていますが、2人ともはっきりしゃべるため一応なくても理解はできるといった感じです。
英語学習の内容が多いため表現についての勉強もできるので一石二鳥になります。
オンライン英会話

YouTubeやサイトも英語学習に便利なのですが、欠点は字幕があるとは限らない事です。
つまり例え聞き取れなかったとしても、なんて言っているのか確かめようがないという事。
なかなかネットで字幕・音声・スピード・難易度の全てをクリアして自分のレベルにあったものを探すのは難しいです。
そこで便利なのがオンライン英会話。
さすがにオンライン英会話のレッスンを通勤中にするのは無理ですが、今のオンライン英会話はスキマ時間に学習できるコンテンツがかなり充実しています。
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