今回はこんな疑問に答えていきます。
この記事でわかる事
- リスニング上達までにかかる時間
- リスニング力の上達の仕方
- 独学でOKか?
- 学習方法
リスニングって力がついているのかどうか分かりづらいですよね。
- ある日突然分かるようになるのか?
- それともだんだん分かるようになるのかなど、
不安な点も多いと思います。
また上達してるのかが分からないと、今の学習で良いのか不安になってきますよね。
そこで今回は私の実体験を交えつつこの不安を解消していきたいと思います。
本記事の信頼性
本記事の内容
リスニング上達までにかかる時間
目指す目標にもよりますが目指すとしては次の通りです。
■ 簡単な日常的な会話
〜半年
■ TOEIC800点
半年〜1年
■ 映画の聞き取り
1年〜
ではそれぞれ詳しく見てみましょう。
簡単な日常的な会話
〜半年
上記の通りでして、半年間みっちりやれば簡単な日常的な会話なら聞き取れるようになってきます。
毎日1〜2時間ほどリスニングだけの学習時間を確保したいところです。
またリスニングの試験などでも聞き取れる部分がだんだんと増えてくると思います。
TOEIC800点
半年〜1年
私がリスニングを勉強しはじめてTOEICで800点近く取った時は、1年ちょっとかかっています。
この時も最低でも1時間は毎日リスニングの時間をとっていました。
-
補足:私の経験談
このレベルになるにはただ音声を聞いて、スクリプト(台本)を確認するだけでは難しくなってきます。
この後で紹介しますが、このあたりのレベルからはある程度英語を話せないと難しくなってきます。
例えば、自分が発音できない音の聞き分けはなかなか出来ないです。
L,Rなど自分で違いを区別できないと聞いてもなかなか分かりません。
映画の聞き取り
1年〜
映画の聞き取りを始めとする、ネイティブ同士の会話などは1年以上かかると思っておくほうがいいです。
さらに言えばこのレベルは何年経っても終わらない、ずっと勉強し続けるパートです。
なぜならネイティブでない以上、知らない単語や表現は必ず出てくるからです。
そのためここから先は終わりのない学習とも言えます。
リスニングはどのように上達する?
結論、リスニングは単語の上達に似ています。
つまりだんだんと聞き取れる事が増えていくイメージです。
単語を覚えるとだんだん読める文章が増えていきますが、それと同じでリスニングも徐々に上達していきます。
例えば、リスニングが聞き取れない理由の1つに音の変化があります。
-
音の変化
■単語が繋がり違う音に変化
例:an apple(nとaが繋がってアナップォーと聞こえる)
■他の単語に釣られ別の音に変化 など
例:later(tがdの音に変化。レイダーと聞こえる)
※アメリカ英語の場合
こういった聞き取れない音を1つずつ無くしていく事で、聞き取れる事が多くなっていきます。
リスニングは独学?留学?
結論、リスニングは独学で十分に力がつきます。
そもそも留学したからといって自動的に英語ができるようになるわけではありません。
留学のイメージ
-
自然と英語を理解して話せるようになっていく
-
外国人の友達がたくさんできる
- 帰る頃には英語ペラペラ
でも実際はかなり違います。
-
補足:留学しても話せない・聞き取れないはザラ
私が大学生の時も周りは短期留学をしている人がちらほらいました。
でも彼らの英語力が留学で上がったかと言えば、そんな事はありませんでした。
むしろ日本で普通に勉強してる人の方が英語ができた印象です。
つまりリスニングでも留学・独学関係なく上達していく事ができます。
リスニングの学習法
リスニングの学習は次のステップで進めていくと効果的です。
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リスニング音声を聞く
-
スクリプト(台本)や字幕を見ながら聞く
- 何も見ずに聞く
こちらが基本的な3ステップとなります。
ではそれぞれ見ていきましょう。
ステップ1:リスニング音声を聞く
まずはリスニングの音声を聞いてみましょう。
ここで明らかに聞き取れない音声はレベルが合っていません。
何とか聞き取れるレベルの音声で学習していきましょう。
ステップ2:スクリプトや字幕を見ながら聞く
ステップ1で分からなかった部分を文字で確認しましょう。
聞き取れたと思っていても実は全然違うことを言っていたりもするので要チェックです。
単語や分からない言い回しはここで確認しましょう。
ステップ3:何も見ずに聞く
文章の意味を確認したら、何も見ずに聞いて理解できるか確認します。
もし分からないところがあったらもう一度ステップ2を繰り返してみましょう。
ステップ4:音声を真似てスピーキング
リスニング力をさらにアップさせたい人向けのパートです。
音声の後に続いて真似してみましょう。
最初は難しいと思うので一文ずつでOKです。
-
音声を真似てスピーキングするメリット
細かな発音を聞き分けられるようになる
上記の通りでスピーキング練習をして真似できるようになってくると発音の違いが分かるようになってきます。
他にも英語のリズムがつかめたり、音の変化や繋がりにも慣れてきます。
リスニング力が伸びない原因
結論、リスニング力が伸びない原因は基礎力不足です。
基礎力=文法理解、単語、発音のなど基礎知識
上記の通りでして、リスニング力が伸びない多くの原因は慣れていないからでも、早すぎるからでもありません。
ようは単純に勉強不足ですね。
その後、文法理解と単語を復習する事でかなり聞き取れるようになっています。
特に文法は分かったつもりになっている事が多いので、不安な人は下の記事を読んでみてください。
-
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文法理解度を確認する方法
文法項目を説明できるか
分かったと思っても説明できないものは本当は分かっていないので、この方法が手っ取り早いと思います。
例えば、
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willとwouldの違いは何か?
- 過去形と過去分詞の違いは?
など説明できればOKです。
説明できない場合は上の記事を読んで復習してみましょう。
まとめ:リスニングの上達は1年から2年は見ておくべき
■ 簡単な日常的な会話
〜半年
■ TOEIC800点
半年〜1年
■ 映画の聞き取り
1年〜
今回は以上です。