こんにちは!amekomiです
英単語ってなかなか覚えられませんよね。
覚えたと思っても何日か経つと忘れてしまったり、何度復習してもなかなか覚えられない単語もあると思います。
しかも単語によっては意味が多すぎてとても覚えられない!というのが本音ではないでしょうか?
そこで今回は私の経験も踏まえて、意味のたくさんある単語の覚え方を見ていきたいと思います。
英単語の効率的な覚え方
単語学習で一番大切なのは回転率です。
他の方のブログ記事でもこの事については、たくさん書かれているのでここでは簡単に書いておきます。
回転率とはどれだけ多くの回数をやるかという事で、単語学習の場合は繰り返すことがカギとなります。
英語の場合、単語本1冊に2000〜4000程度の単語が収録されています。
これを全て覚えるとなると、確実に1回では無理です。超人的な記憶力の持ち主でもない限り2000もの単語をたった1度で覚えるのはほぼ不可能でしょう。
そのため何度も何度も繰り返しましょうと言われています。
たとえばこれは人に例えると分かりやすいです。
人の顔と名前を忘れないためには定期的に会うのが手っ取り早い方法です。学生時代に仲良かった友達も何年も会っていないと忘れてしまったりもします。
しかし頻繁ではないものの定期的に会う人はよく覚えているのではないでしょうか?
たとえば数ヶ月に1回会う美容師、スーパーやコンビニの店員さんなど、よく会うわけではないけど定期的に会うため自然に記憶に残りやすくなります。
これと同じで英単語も完璧主義を捨てて、繰り返すのが良いとされています。
完璧主義を捨てるのも意外と大切で、一度で覚えるのは無理なので、大して覚えていなくても『まぁいいや』くらいの気持ちでOKです。
その代わりに何回もくり返すため結果的には覚えらるのです。
意味が多すぎて覚えられない!
単語を勉強し始めたは良いものの『単語の意味が多すぎて覚えられない』という悩みは多くの人にあるのではないでしょうか?
たとえば『apply』という単語を調べてみるとこんなにもたくさんの意味が出てきます。
しかもほとんどの英単語には複数の日本語訳が書かれている事が多いため、全部覚えきれないという人は多いと思います。
私もこれにはかなり悩み、意味が多すぎて覚えられない単語は『どういうイメージなのか?』を掴むようにしていました。
英単語には基本的な意味とそこから派生した意味と2つの意味が大きくあります。
たとえば日本語でも『黒い』という言葉にはとてもたくさんの意味がありますよね。
色を表す以外にも『あいつは黒だ』と犯人を表したり、内面的に黒いと言えば性格が悪いという意味になります。
このように『黒』一つとっても、派生した意味がたくさんある事が分かります。
これは連想ゲームのような感じで、黒→悪→犯人と何となくイメージできると思います。
実はたくさんの意味がある英単語もこれと同じです。
applyの場合は『当てる、塗る、つける、適応する、応用する、応募する』などの意味がありますが、必ず共通すイメージがあるはずです。
私が考えたapplyの共通イメージは『取ってきて付ける』です。
たとえば『塗る』はクリームなどを指にとって肌につける事ですよね。
『応用する』はすでにある知識などを使い、難しい事に挑戦する事です。つまり知識を取ってきて(集めて)使うイメージです。
『応募する』は自分自身が応募先に行くという事で、自分と応募先をくっつけるイメージです。
このように英単語には核となる意味があり、そこから派生して意味がたくさん生まれているので、たくさん意味があってもそこには必ず共通イメージがあるのです。
つまりその共通イメージさえ掴んでしまえば、意味が多すぎて覚えられないという事もなくなります。
この共通イメージ探し方についてですが、特に教材があるわけでもないので想像力がモノを言います。
他にもたとえば『Tree』は木を表しますが『family tree』という言葉もあります。
Family treeは実は家系図という意味です。またtreeは学問では樹形図も表します。
このように一見、全く違った意味に思えるものが出てきた時はその単語をイメージしてみます。
Treeならこんな木を思い浮かべればOKです。
イメージできたら他の意味との共通点を探しましょう。
今回は家系図と樹形図との共通点です。
この場合の共通点は、どれも枝分かれしているという事です。
つまり『Tree=枝分かれ』というイメージさえ分かっていれば、どんなに変化球のような使われ方をしても理解できます。
という質問もありそうなので、私がやっていたちょっとしたコツを紹介します。
ポイント
1.画像検索
2.語源を調べる
画像検索はその名の通り『Tree』とグーグル画像検索をして、出てきた画像を参考にイメージを掴むという方法です。
なかなか自分では共通のイメージが浮かばない時にこの方法は便利です。
もう1つが語源検索です。
語源、つまり単語の元になった言葉を知る事でイメージを掴みます。
英語の場合、語源となるのはドイツ語、ラテン語、フランス語などで『Tree 語源』と調べれば出てきます。
語源は単語ができた経緯や核となる意味を知る事ができるので、なかなか覚えられない単語がある時にも有効です。
どれくらいで英単語を覚えたと言える?
単語を覚える中で気になるのが『一体どれくらいで覚えたと言えるのか?』という事です。
基本的には単語を見た瞬間にパッと意味が分かる状態が理想的です。
なぜなら文章を読む時に、いちいち単語を思い出すために悩んでいるようでは、いつまで経っても読み終わらないからです。
特にリスニングでは聞いた瞬間に分からなければ理解できないので、単語を見た瞬間・聞いた瞬間に分からなければ覚えていないと言えるでしょう。
英単語のダメな学習法
最後にこれだけは避けたいダメな単語学習法を紹介します。
注意ポイント
1.紙に書く
2.無言で勉強
まず1つ目の紙に書く勉強法は、回転率を悪くするためあまり良くないと言えます。
1番初めに書いたように単語学習のスタンスとしては、忘れる前提で繰り返すことの方が大切と言えます。
そのため単語1つ1つを紙に書いていては、時間がかかる割に覚えられないという事になりかねません。
2つ目の無言で学習はかなり多くの方がしていると思いますが、実は良くないです。
なぜなら英語は音と切り離すことは出来ず、声を出した方が覚えも良いからです。
実は言葉は音が全てです。
赤ちゃんもいきなり文字を書いたりせずに『あーうー』のように声を出す事から始めます。
また日本では識字率が高いので文字を読めるのは当たり前に思えますが、世界的に見れば文字を読めない人も普通にいます。
しかし字が読めなくても、耳が聞こえないなどでない限り言葉は話せます。
このくらい言葉は音との繋がりが大きいのです。
そのため英語を無言で勉強する事自体、非効率な勉強法と言えます。
まとめ
単語学習で一番大切なのは回転率!どれだけ繰り返したかが重要。
単語の意味が多すぎて覚えられない時は、共通イメージを探す。
単語は見た瞬間にパッと意味が分かる状態にするべき
ダメな勉強法は以下の2つ
1.紙に書く
2.無言で勉強