今回はこんな疑問にお答えします。
英語はリスニングやリーディングなどいくつかの項目がありますが、その基礎と言えるのが文法です。
どんなにリスニングやリーディングを伸ばしたいと思っていても、基礎が分からないと厳しいです。
読んでわからなければ聞いても分かりませんし、長文となればなおさらですよね。
そこで今回は忙しい人のための短期間の文法学習について見ていきます。
それではいきましょう〜
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本記事の内容
英文法は最短どれくらい勉強すべき?
結論、最短で2ヶ月ほどです。
もちろん長く時間が取れればいいのですが、私の場合はだいたい2ヶ月で一通り終わっています。
※ちなみに1日最低でも2〜3時間は学習していました。
中学レベルから見直したいという人はプラス1ヶ月で3ヶ月が最短といったところです。
短期間で文法を習得する方法
上で書いた通り英文法は最短で2ヶ月、人によって3ヶ月はかかります。
3ヶ月の内容は以下の通りです。
1ヶ月目 : 中学レベルの基礎の復習(分かってる人は飛ばしてOK)
2ヶ月目 : 文法書の読み込み
3ヶ月目 : 文法書の2周目、3周目
(4ヶ月目 : 目的別の学習)
では1ヶ月ごとに見ていきましょう。
1ヶ月目:中学レベルの基礎の復習(分かる人は飛ばしてOK)
基礎の基礎です。
中学レベルがやばいという人はいきなりそれ以上のレベルをやってもちんぷんかんになってしまいます。
まずは基礎の基礎を固めていきましょう。
ちなみに私は基礎がないままガムシャラにリスニングとかリーディングをやってました。
でもそもそもほぼ理解できないので意味ありませんでした。
中学レベルの復習としては「中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。」などを使うといいです。
こちらの本でなくてもOKですが、イラスト多めの本を選んでみましょう。
イラストがあるとモチベアップ効果もありますし、シンプルに理解しやすいからです。
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2ヶ月目:文法書の読み込み
高校レベルの文法書の読み込みです。
読むだけでいいの?と思うかもですが、読むだけでOKです。
でもここでは文法書選びがかなり重要なので注意してください〜
なぜなら文法書は内容は基本同じなのですが、分かりやすさがピンキリだからです。
これまで実際に使っておすすめできる文法書は「一億人の英文法」です。
それまではフォレストという文法書を使っていましたが、いまいち理解できずこちらに変えてからはTOEICでも800点近く取れています。
※990点満点
この本はネイティブ視点の解説で分かりやすいのが特徴です。
特別な進め方はなく、小説のように読み進めていきましょう。
なかなか厚い本なので、最後まで読み終わるまで1ヶ月近くかかると思います。
この段階では丁寧に読んで理解することを最優先していきましょう。
また1回目の段階で全てを覚える必要はありません。
というか一回で覚えるのはほぼ無理です。
この後に2回目、3回目と繰り返し読んでいくのでまだ全て頭に入っていなくても心配しなくてOKです。
ここまでの詳しい学習については下の記事で書いているので読んでみてください。
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3ヶ月目:文法書の2周目、3周目
すでに1回読み込んでいるので2周目、3周目は短い時間で終わります。
時間がある人はさらに4周、5周と繰り返す事でかなり定着するのでおすすめです。
ちなみに私は3ヶ月で4周くらいしました。
ややスローペースですが2ヶ月あればなんとか3周は終わるはずです。
(4ヶ月目:目的別の学習)
4ヶ月目以降は目的別の学習へ移ってきましょう。
正直、文法は言葉を使うための道具のようなものなので、文法ばかりやっていても仕方ありません。
例えば、試験対策なら長文を読み始めてみましょう。
文法書を3周していれば、長文もかなり分かるようになっていると思います。
英文法の理解度チェック
文法書を読み込んで本当に理解できているのか心配になりますよね。
私も文法書を読んでいる時は分かったような気になるものの、実際には理解できていなかった事もありました。
そんな時の確認に使えるのが『他人に分かりやすく教えられるか?』という事です。
※確認の時は何も見ずにやってみましょう
シンプルですよね。
分かった気になっていても人に分かりやすく教えられなければ、実際にはよく理解していないという事です。
また理解度を知るために問題を解く必要はありません。
なぜなら文法の問題は基本4択なのでテキトーにやっても当たってしまうからです。
問題がとける=文法が分かってるとは限らないので注意です。
文法学習の注意点
焦って勉強するあまり、間違った方法で続けてしまうと結局は遠回りになってしまいます。
そのため次の2つは注意しましょう。
・問題をひたすら解く
・ノート作り
この2つは私もやっていましたが、ほぼ意味なかったので、やらなくてOKです。
では1ずつ説明しますね。
問題をひたすら解く
残念ながら問題を解いても文法は分かるようにはならないです。
問題演習をやるとしたら最後の最後、4ヶ月目以降にやる事です。
まだ文法を理解してないあやふやな状態で問題をやっても、当てずっぽうになってしまいます。
またネクステに代表されるような問題集は解説が親切でないので、あまりおすすめしません。
今読んでもネクステは不親切に感じてしまいます。
もちろん上で書いた通り、文法書を3周くらいした後ならOKです。
ノート作り
ノートを作る時間はもったいないです。
その時間があれば文法書をどんどん読み込みましょう。
ノート作りと言ってもほとんどの場合、参考書の丸写しなのであまり意味ないです。
メモする場合は文法書に直接書き込みましょう。
忙しい中で勉強する方法
忙しい中で勉強する方法はスキマ時間の活用です。
※当たり前ですいません
日中は仕事なり、授業があると思うのでその合間に勉強しましょう。
特におすすめなのは朝と昼休みです。
どちらも夜に比べて体力的に余裕があるので、朝と昼休みで計1時間は確保したいところです。
ちなみにこの記事も朝と昼休みを使って書いています。
後は1〜2時間夜にも勉強できればベストです。
まとめ:文法は最短2ヶ月で学習できます
英文法は最短で2ヶ月、人によって3ヶ月はかかります。
3ヶ月の内容は以下の通りです。
1ヶ月目:中学レベルの基礎の復習(分かってる人は飛ばしてOK)
2ヶ月目:文法書の読み込み
3ヶ月目:文法書の2周目、3周目
(4ヶ月目:目的別の学習)
文法学習の2つの注意点
・問題をひたすら解く
・ノート作り
今回は以上です〜